786-1 バランスセッションでの変化
バランスセッションに定期的に通われているMさん。
ご本人にご快諾いただき、ご感想をシェアさせていただきます。
===以下、ご感想の一部引用===
先日施術して頂いて以降、細かいところまで相手の反応、顔色を伺っていたことを更に再認識できた瞬間がありました。
特に“挨拶”ですらも返してもらえなかったり、相手の声のトーンが低いように感じると瞬時に「わたしだから挨拶されても嬉しくないんだな」と無意識に癖で思い込んでいたことにふと気づけました。
そこから「自分がしたいから挨拶する」という意識に変えてからは相手の反応は気にならなくなってきて、苦手だと思ってた方の優しい一面が見れて一気に苦手な感覚が和らいだり、日払いの仕事で色んなところに伺うのですが、感動するほど「こんなに素敵な人がいるんだ」と思えるような環境に恵まれたりと、あたたかい気持ちで過ごせた毎日でした。
===以上、一部引用終わり===
786-2 アダルトチルドレン
Mさんとは2019年の夏からのお付き合いです。
細かいことはすべてはぶきますが、Mさんはご自身のことをいわゆるアダルトチルドレンだと感じておられて、当初はとにかく自己肯定感が低いというか、無いと言ったほうが近いんじゃないかというくらい、ご自分を受け止めることをなさらない方でした。
こちらから何か少しでもMさんを肯定するようなことを言うと、
「瀧本さんはそう言ってくださるけれど、自分では全然そう思えない」
「絶対そんなことない」
と、頭から弾き飛ばされたものでした笑。
そんな時代を知っているからこそ、
「わたしだから挨拶されても嬉しくないんだな」と無意識に癖で思い込んでいたことに気づけた
というMさんのお言葉に、ただ感動しました。
786-3 自分との折り合いを深めた3年半
“そうでない自分” になってみて初めて、”そうであった自分” の姿を客観視できるものです。
今のMさんは、とっさに自分を否定的に見る目線を本当の意味で手放せていることが、このお言葉ではっきり伝わってきます。
ヴァレリーという詩人は「わたしたちは、自分と折り合いをつけられる程度でしか他人と折り合いをつけられない」と言いました。
最初にお会いしてから3年半。
Mさんはご自身の身体と向き合うことを通して「自分と折り合いをつけ」、その分だけ「他人と折り合いをつけ」る度合いが深まっていったのでしょう。
人の身体は本当に奥深く、力強いものだとしみじみ思います。
さて、Mさんのご感想の中でもう一つ、大きなヒントをいただいたところがあります。
長くなりましたので、続きは次回に。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします