404-1 ▼ 次回の配信は週明けの月曜日
前回は、「自分に関心を向ける」ということについて書きました。
該当記事はこちら
自分に関心を向けるという応援の仕方
https://sanrindou-members.com/go/5726/
わたしたちは自分をないがしろにしがちで、他人を応援するのと同じくらいの真剣さで自分自身を応援することはほとんどない、という話でした。
404-2 ▼ 意識は自分を責めてしまう
自分を応援できないのは、わたしたちはなぜか多くの場合「自分を責めてしまう」からなのですね。
自分で自分を褒めたり応援したりしようとすることもなくはないでしょう。
でもその意識の裏側にはたいてい常に(何もできていない)(もっとうまくできたはずだ)(自分なんてダメだ)のような自己否定の念がひそんでいます。
人の意識というものは実に不公平です。
冷静に考えれば毎日毎日、仕事をして家事をして育児をして、合間合間に食べたりトイレに行ったりという生存に必要な行為をして、さらには呼吸をしたり消化したり新陳代謝をしたりという生きる動作そのものを絶え間なく行っている自分自身であるというのに、たとえば夏休みでお子さんの相手をするのに手をとられて仕事が滞った、その一点だけを見て 「今日は何もできなかった」 などと己を憂えているわけです。
でも、同じことを、たとえば仲の良いご友人から聞いたとしたらどうでしょうか。
「忙しくて今日は何も進まなかった」などと愚痴をおっしゃるご友人に、「でもあなたは二人もお子さんがいる中で家事も仕事も両立していてすごいじゃない」などと心から慰めたりしないでしょうか。
他人のことは素直に応援できるのに、自分のことは非常に偏った見方でしか見られない。
どういう仕組みかはわかりませんが、人の意識とは、自分自身を客観視することが極めて難しいようにできているもののようです。
404-3 ▼ 身体は素直にあなたを応援しています
あなたがどんなに
「自分は何もできていない」
「自分は全然ダメだ」
「あの人はあんなに活躍しているのに」
「それと比べて自分は・・・」
なんていうことを思ったとしても、第三者があなたを客観的に見たならば、「あの人はあんなに活躍しているのに」というその「あの人」の側にあなたを列して見ているかもしれないのです。
たぶんあなたは、あなたが思っている以上に「ちゃんとできている」人です。
そもそも、呼吸をして消化をして、食べて寝て起きているだけで、身体は「ちゃんとできている」のですから。
たまたま一つか二つ、「できていない」ことがあったからといって、他の「できている」ことをすべて否定する理由にはなりません。
どうしても素直に自分を応援してあげられないときは、どうぞ相互循環セッションにいらしてみてください。
「意識」はあなたを否定するかもしれませんが、「身体」はあなたのあるがままの姿をそのまま受け取ってくれています。
身体をゆるめてあげると、あなたの心身が、あなた自身にも思いもよらなかったような充実した世界を生きていることに気づかれることでしょう。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします