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目の動かし方に苦手があって文字や数字の読み書きが難しいお子さんにお勧めの遊び

目次

405-1 ▼ 目の動かし方

文字や数字を読み書きするのが苦手なお子さんがいます。
苦手の理由はいろいろ考えられますが、その中の一つに、連続する線を目でたどることが難しい、ということがあります。

そこで今回は、目の動かし方に苦手があって文字や数字の読み書きが難しいお子さん向けに、室内でできる、動くものを目で追う遊びをご紹介します。

この練習は、ボール遊びが苦手(ボールの動きに目や身体がついていけない)なお子さんなどにもお勧めです。

また、奥行がある空間で目を動かすことになるので、スマホやタブレットの画面をじっと見つめてyoutubeやゲームをやっているお子さんなどにもお勧めします。
目の良い体操になりますよ(^ ^)

405-2 ▼ 立体的に目を動かす遊び

遊び方はとても簡単です。

ボールゆらゆら

1.テニスボール(や、そのくらいの大きさに丸めた紙など)を天井からつるす

ボールはてるてる坊主のように紙や袋で包んで口を縛るとつるしやすいです。

2.ボールを揺らして目で追う

ある程度頭や身体が動いて一緒に追うのは自然なことですが、身体が動き回ってしまう子(多動傾向や目の前の課題に集中しづらい子に多い)は、床に養生テープを貼って目印にしたり、座った状態で行ったりすると良いでしょう。

3.(目で追うことに慣れたら)ボールにタッチする

目と手を連動させて動かす練習になります。

405-3 ▼ 難しくても焦らず練習していきましょう

「ボールゆらゆら」が簡単にできる子には、

  • ボールのサイズを小さくする
  • ボールを動かす速度を上げる
  • 1mくらいの棒(突っ張り棒など)の先端でボールをタッチする

などのオプションを追加してみましょう(^ ^)

素早く動く小さな的を棒の先端でタッチするのは大人でも結構難しいものですので、夢中になって遊べると思います。
(棒を振り回すことになりますので周囲に壊れ物を置かないようくれぐれもご注意ください^^; )

動くものを目で追うこと(追従性眼球運動)は、できる人にとってはとても簡単に感じられる運動です。
自分がそのような運動をしていることすら気づかないレベルで、無意識に目を動かすことができてしまいます。

今回ご紹介した「ボールゆらゆら」が極端に難しく感じられるお子さんは、もしかしたら迷路をなぞったり、文字や数字のなぞり書きが苦手だったりしないでしょうか?

もしそういう方がいらしたら、いちど目の専門家に相談されてみても良いかもしれません(^ ^)
焦らずゆっくり練習していきましょうね。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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