466-1 ▼ 面談をするのが苦手な方
「面談をするのが苦手」という方が多くいらっしゃいます。
- 保育士さんや学校の先生が、保護者と面談するとき
- 施設の職員さんや支援員さんが、保護者や関係者と面談するとき
- 学習塾や放デイのスタッフさんが、保護者と面談するとき
- 保護者が、各所の先生や担当者と話をするとき
- 支援員さんが、成人当事者さんとお話するとき
などなど、療育や育児や支援に関わるシチュエーションで、誰かと話をする場面はたくさんありますね。
こういった場面で、良いことばかりを報告し合えるならばたいして緊張もないでしょうが、なかなかそうもいかないのが常。
466-2 ▼ お互いに話が伝わりやすくなる秘訣
お互いに、相手にとって耳の痛いようなことを言わなければならないとか、お願いごとをしなければならないとか、ちょっとプレッシャーのかかるような場面で、緊張する、話しづらい、と感じる方は少なくないでしょう。
こんなとき、
・相手の言いたいことをよりよく受け取る
・自分の言いたいことを無理なく伝える
ために、とても大切なことが一つあります。
それは、 自分と相手の「間(あいだ)」を見ること です。
自分だけでもなく、相手だけでもなく、お互いの間を見ます。
466-3 ▼ 「間」を見るには
具体的なやり方には色々な段階があるのですが、取り組みやすいのは、「呼吸を合わせる」ということです。
文字通り、相手が息を吸う・吐くタイミングに合わせて、自分も同じように呼吸します。
面談室に入って、相手と向かい合って着席してから呼吸を合わせ始める、のではちょっと遅いです。
距離があっても、相手の姿が見えたところから呼吸を合わせ始めてみてください。
可能なら、相手との面談日時が決まった時点から呼吸を合わせ始めてみてください。
もちろんこの場合は実際の呼吸を見聞きすることはできませんから、気配を感じる、イメージするといった状態像で十分です。
これだけで話し合いの空気は大きく変わります。
「間(あいだ)」とか「呼吸」とか言われても、いまいちピンと来ない・・・
という方は、ぜひ相互循環セッションへ!
ご自身の身体で体感してみてくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします