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怒っている子供の背中をなでると心が鎮まる、その理由は?

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614-1 ▼ 怒っている子供の背中をなでると

最近、拙宅の子供がやたらにイライラ・ピリピリして、ひっきりなしに怒ったり叫んだりしているので、背中をなでています。

「背中をなでる」とは、マッサージするとか揉むとか、そういう意識ではなく、純粋にただなでるだけです。

それだけですが、なでている間は、子供のピリピリが影をひそめて、じっと気持ちよさそうにしています。

イライラが完全になくなるところまではいきませんが、一時的にでも心を安らげてあげる役には立っているようです。

スキンシップにはそれだけの力があるわけですが、なぜ、なでるだけで心が穏やかになるのでしょうか。

614-2 ▼ 極上の柔らかさを受け取ろうとする手は

たとえばお店で、見るからにフワフワの柔らかそうな毛布を売っていて、

「とろける手触り!体験したことのない、極上の柔らかさ。ぜひ触ってみてください」

みたいなキャッチコピー(いま適当につくりました)がついていたら、つい触ってみたくなりませんか?

それを試しに触ってみると思って、手を出してみてください。

このときの手は、毛布の「極上の柔らかさ」を受け取るために、手自身も勝手に「極上の柔らかさ」に近い質感を作っています。

ご自宅の毛布やクッションで試してみるのもわかりやすいと思います。

柔らかい毛布を、「極上の柔らかさ」と思って触ってみて、その手の使い方を覚えておいてください。
今度は、手に思い切り力を入れて、同じものを触ってみてください。
毛布の柔らかさを受け取れなくなるはずです。

柔らかい手と力を入れた手と、何度か交互にやってみると、違いがわかりやすいでしょう。

614-3 ▼ 身体は情報を受け取り合う

さて、お子さんの背中をなでるときには、「極上の柔らかさ」の毛布を触るときの手を使ってみてください。

その手でなでてもらうと、お子さんのほうも、背中を通して極上の柔らかさを受け取ろうとします。

身体が柔らかくなると、心も柔らかくなります。
固まってはいられない、という表現のほうが近いかもしれません。

だから、イライラ、ピリピリ、トゲトゲの心も、身体につられて、極上の柔らかさに変化していくのですね。

お子さんの身体に触れてあげるとき、ぜひ試してみてください。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

自分の身体からの答えを知りたい方へ

身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る

心身と対話する静かな時間をお過ごしください

あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます

あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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