483-1 ▼ 周囲への気兼ねで疲れてしまう
特別な配慮を必要とするお子さんや発達段階の幼いお子さんは、公共の場で大きな声を出したり走り回ったりなどすることがあります。
ご本人にとっては理由のある行動なのですが、一般の方にはなかなか伝わりません。
親御さんとしては周囲からの目線が気になってしまうこともあるでしょう。
お子さんへの対応というより、周囲への気兼ねで疲れ果ててしまう親御さんも少なくないように思います。
483-2 ▼ 殻にこもりたいときは遠慮なくこもろう
そういう状況だと、どうしても周囲に対して壁ができます。
遠慮したり、警戒したりして、他者からのアプローチを受け入れる余裕がなくなっていきます。
そういうときは無理して周囲と関わる必要はありません。
殻の中にこもっていたい時は、遠慮なくこもっていて良いと思います。
身体の原理原則では、出たり入ったりする循環がうまく回っていると、自然で、居心地が良くなります。
ですから、安全な殻の中で十分にエネルギーを蓄えたら、ぜひ壁の向こう側を見てみていただけたらなと思います。
483-3 ▼ 目で見るだけで良い
殻を出ようとして、無理に気持ちを外側に向けようとする必要はありません。
ただ「見る」だけで十分です。
文字通り、顔を上げて、周囲の人や物を「目で見る」ことをするだけで良いのです。
それだけで外部との循環が始まります。
そしてもう一つ大切なのは、周囲からのアプローチを素直に受け取るということです。
遠慮しすぎず、警戒しすぎず、全部を受け入れる必要はないので、自分が無理なく手に取れる分だけ受け取ってみてください。
そうしていくと、少しずつ、親御さんの心も身体も緩んでいきますよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします