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「今までに一番悲しかったことは何?」に答えられなかった話

こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、176通目です。

目次

176-1 ▼ 内面を話す相手は誰?

先日、子供に「ママが今までに一番嬉しかったことは何?」と聞かれ、「あなたが生まれたことだよ」と答えました。

すると次に「じゃあ今までに一番悲しかったことは何?」と聞かれたのですが、、、

さて、頭の中にはいくつかの状況が浮かんだのですが、これには答えられませんでした。。「なんだろうなあ、たくさんあるからわからないなあ」と言うのが精一杯。

人には2種類のタイプがあって、人に打ち明け話をする時、身近な関係性の相手のほうが言いやすいタイプの人と、全然知らない赤の他人のほうが言いやすいタイプの人がいます。

前者の人は、信頼関係のない相手に打ち明け話をするなんてとんでもない!という反応をします。
後者の人は、たとえば飲み屋で酔っ払って、隣の席の全然知らないおじさんとかに話をしているようなイメージです(コロナでそんな情景も少なくなりましたが)。

176-2 ▼ 波に乗ってこぼれてくる言葉

わたしは後者で、身近な関係であればあるほど、自分の内面は知られたくないと思う派です。

で、自分にとって最も身近な存在である家族、中でも特別な存在である我が子に、「人生で一番悲しいこと」という、魂を覗き込むようなことは、パッとは答えられませんでした。。
ただの日常会話の一部ですから、そこまで真剣に捉えなくてもよかったのかもしれないのですが、、、 適当にごまかして答えるということはできませんでした。

この、自分の思いを語る、語らないということについて書くと、、、

たとえば相互循環セッションでは、施術に必要な情報を除いて、基本的にこちらから話を聞き出すようなことはしません。でも、ほとんどの方が、ポツリポツリと問わず語りにご自身のことを話されます。

その方とわたしとの間に響き合う波に乗って、言葉が勝手にこぼれてくるような感じなのかもしれません。

回数を重ねるごとに少しずつ深い話に入っていく方もいらっしゃいます。
赤の他人だから話せることもあるのかもしれませんね。

176-3 ▼ 揺れて、整う

相互循環セッションは、身体をかすかに揺らして波を起こす施術です。
触れているのは皮膚の表面ですが、揺らしているのはその奥にある、その方の原初からの本質のようなもの。
皮膚でもなく筋肉でもなく骨でもないものに触れています。

たとえば瓶に入った砂をトントンと揺らすと、砂粒の間の空気が抜けて、砂が均等に入っていき、砂同士がそれぞれ、自分がそこにいたいと思うところに落ち着いていきますね。

相互循環セッションもそれと同じ感じなのかなと思います。揺らしてあげると、心も身体も、手の届かないところまで整って、それぞれの部位が、そこにいたいと思うところ、本来そこにあったところに落ち着いてくれます。

ご自身にとってそんな機会が必要だと感じる方は、どうぞセッションにお越しください

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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