436-1 ▼ なんとなく感じる重さ
「ちょっとした不安」
「なんとなくモヤモヤする」
などと感じることがありませんか。
世の中の大多数の人が日々悩んでいるのはこれだと思います。
明確にこれが悪いと断言できる何かがあるわけではなく、なんとなく感じる重さのようなもの。
心や身体がなんとなく重い程度なら、気を張っているときはそんなに気にならずに動けます。
でも、ふと気持ちの張りが抜けると、ガックリと疲れを覚えます。
仕事中は頑張れるけれど、家に帰ったら座り込んで動けないとか、何をする気にもならずスマホをいじって茫然と時を過ごしてしまうとか、という経験がある方は、たぶんこの状態なのだと思います。
436-2 ▼ 状態を感情で評価する必要はない
ほとんどの人は、自分のモヤモヤや不安や疲れを、取り除きたいと思うでしょう。
すべてを取り払って、スッキリピカピカの明るい気持ちで過ごしたいと思うでしょう。
でも、身体の原理原則では、すべての物事に差をつけません。
一見すると悪いことのように感じる物事も、一見すると良いことのように感じる物事も、すべて同じ。
モヤモヤ重い気持ちがするのはネガティブで、スッキリ明るい気持ちでいるのはポジティブという捉え方をしがちですが、どちらも「ただそういう状態」というだけのことです。
自分の身体が最も充実して本来の機能を発揮できる状態が中心点だとして、今の自分はそこからどのくらい離れているか?
このとき、あたかも数直線のプラスとマイナスのように、プラス方向に離れていれば嬉しく、マイナス方向に離れていればガッカリというふうに感情的な評価をする必要はないのです。
436-3 ▼ 取り除こうとせず、まずはただ見つめる
モヤモヤもスッキリも、身体からすれば全く同じ価値を持ちます。
不安やモヤモヤが残るときは、そのモヤモヤをどうにかしよう、取り払おうとするのではなく、まずはただ見つめてあげていただきたいなと思います。
育児もそうですよね。
療育でお子さんをどうにかしようとか、課題を取り除いてしまおうとするのではなく、ただお子さんのありのままの様子を見つめて受け取ってあげる。
そこからすべてがスタートし、何度でも循環してこの一点に戻ってきます。
自分一人ではピンと来ないときはどうぞ相互循環セッションにいらしてください。
ご一緒に身体を通して体感を深めていきましょう。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします