339-1 ▼ 自分の状態がそのまま相手に伝わる
人は誰かから大切にしてもらいたい、愛してもらいたいと思うものですね。
多くの方は、家族・恋人・友達・仲間など、身近な相手同士で愛情や関心を伝え合って、お互いに満たし合っておられるだろうと思います。
身体の原理原則では、自分の状態像がそのまま相手に伝わります。
たとえば自分が緊張していれば相手にも緊張が伝わるし、自分が相手に無関心ならばそれが伝わって不快に感じられます。
自分の中に満たされないものがあると、それも相手に伝わります。
たとえば愛ということについて。
339-2 ▼ 満たされない感じ
親子やパートナーシップの愛情がうまく満たされなかったと感じている人は、その部分を満たしたいと思って行動することがあります。
寂しい子供が親の気を引きたくてわざといたずらをする、ような例はまさにそれです。
自分の中の「満たされない感じ」が相手に伝わると、相手は身構えます。
愛着障害だとかなんだとか、そういう大きな話ではなくて、「満たされない感じ」は誰の心の中にでもあるものです。
真っ白な障子紙もずっと貼ってあるといつの間にか汚れがついたり破れたりするようなもので、誰の心もふつうに生きているだけでちょっとずつ傷がついていくものなのですね。
339-3 ▼ 自分で自分を満たす方法
「満たされない感じ」は、誰かに満たしてもらわなければならないものではありません。
もちろんそれを満たしてくれる誰かが見つかれば、それは素晴らしいことでしょうけれど、誰も見つからなかったとしたって大丈夫(^ ^)
そういうときは自分で自分を満たしてあげましょう。
どうすればいいかというと、「自分が丁寧に発信したものを丁寧に受け取る」ことです。
発信 ⇒ 料理する、書く、身体を動かす・触れる、等
受信 ⇒ 食べる、読む、触感を受け取る、等
たとえば自分で丁寧に料理したものを食べることは、自分で自分を大切にしてあげることにつながります。
こうした毎日のちょっとした積み重ねが、自分の中の「満たされなさ」を少しずつ埋めていってくれますよ。
一人ではどうしようもないと感じる方は、ぜひ三輪堂の相互循環セッションにいらしてください。
あなたがご自身の心身と丁寧に向き合うお手伝いをいたします。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします