693-1 夏休みが終わります
多くの学校で、今週~来週にかけて、夏休みが終わり、新学期が始まる頃ですね。
お子さんたちは長い夏休みをたっぷり楽しまれたことでしょうか(^ ^)
夏休み明けには、学校に行きたくないと感じるお子さんもいらっしゃるかもしれません。
また、これまで学校をお休みがちだったお子さんで、「この夏休み明けからちゃんと学校に行く」と決心していたお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。
693-2 「学校に行く」の細分化
ところで、そうして決心はしたものの、実際に夏休みが終わってみると、やっぱり行きたくないと感じる、ということも、しばしば伺うお話です。
こういうとき、親御さんや周囲の大人たちからすると、「せっかく行くと決めたのに」と、がっかりしてしまうこともあるかと思いますが、ここでの無理は禁物です。
大人の焦りや無理強いが良い結果を生むことは、あまりありません。
お子さんのペースを大切にしてあげてください。
「学校に行く」ことを細分化してみるのも一つの手です。
朝から登校して、授業を全部受けて帰ってくることだけが「学校に行く」ことだと思っているお子さんもいるかもしれませんが、これをもっと細かく分けてみましょう。
693-3 ここまでできた!を増やす
- 校門まで行く(朝みんなと同じ時間に行くのか、ちょっと遅めに行くのかでもハードルが変わります)
- 保健室や個別教室に行く
- 自分の教室の廊下に行く
- 自分の教室に入る
- お友達と話す
- 先生と話す
- 別室でプリントを解く
- 授業を1時間受ける
- 給食を食べる
など、など・・・
「学校に行く」ことを細かく分けてみると、「これならできるかも」と思える部分もあるかもしれません。
ここまでできた!を増やしていくと、少しずつ身体が動き出すかもしれませんよ。
本日は以上です。
次回の配信は8/29(月)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
- 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
- 一般的な療育支援分野とは違う角度からアドバイスが欲しい方
- 漠然とした不安や言葉にしづらい”何か”があってクリアにしたい方
ぜひ一度「オンラインセッション」にお声掛けください。
育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
うまく書けない・しゃべれないと思う方もご安心ください。
ゆっくり丁寧にあなたの中にある”何か”を引き出します。