929-1 自分の思いを素直に表現できますか?
社会生活を健やかに送るには、自分の思うことを素直に表現できることが大切です。
子供たちの中には、この大切な自分の気持ちを、あちこちに遠慮してなかなか言えなかったり、我慢したり、そもそも自分の本当の気持ちに気づいていなかったり、する子がいます。
園や学校で騒いだりケンカしたりして先生からよく叱られるような子は、逆に安心です。
彼らは自分を表現することができているからです(表現方法を洗練させる余地はありますが)。
むしろ、静かでおとなしい子、大人のいうことをよく聞く子のほうが、言いたいことを言わずに心の中にしまい込んでいることがあります。
929-2 何かあってからではなく、普段の習慣が大事
こういう子には、安心して思うことを言える環境をつくってあげるのが大事です。
何か事が起きてから、いきなり心を打ち明けろ、腹を割って話せと言っても、それは無理というもの。
普段から、大人が1対1で、じっくり話を聞く時間を積み重ねていきましょう。
今日あった出来事、ふと思ったこと、何でもないようなことでも、大切に笑顔で聞いてもらえる経験のある子は、いざ何かあったときに、誰かに相談してみようというステップに自然と移行できます。
929-3 自分の心と身体を大切に
大人もそうですよね。
わざわざクリニックを予約して、初対面のカウンセラーに相談して・・・ というのは、ちょっとハードルが高かったりしませんか。
もうちょっと手前の段階から、自分の心と身体に大切に手をかけてあげたいところです。
「わざわざクリニックに行くほどでもない」
「こんなこと、相談するまでもない」
などと思わず、普段から、ちょっとしたことでも気軽に相談して、自分の心と身体をケアする習慣を持っていただきたいなと思います。
大人が自分を大切にしていれば、子供たちも自然と、自分を大切にする人に育っていきますよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
- 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
- 一般的な療育支援分野とは違う角度からアドバイスが欲しい方
- 漠然とした不安や言葉にしづらい”何か”があってクリアにしたい方
ぜひ一度「オンラインセッション」にお声掛けください。
育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
うまく書けない・しゃべれないと思う方もご安心ください。
ゆっくり丁寧にあなたの中にある”何か”を引き出します。