862-1 赤ちゃんと、それより大きい子と
知人の赤ちゃんを抱っこさせてもらう機会がありました。
まあ、そのかわいいこと、かわいいこと!
その場にいた大人たちはみんなメロメロでした(^ ^)
やがて大人たちは、赤ちゃんのかたわらで、育児の愚痴を言い始めました(みんな複数の子供のいるママたちで、先述の赤ちゃん以外に、幼稚園児~高校生までのお子さんの育児中)。
何ができるできない、学校や受験がどうの、先生や友達関係がどうのと、あれこれ不満が出てきます。
862-2 何かを付け加えていく価値観
不思議なものですね。
赤ちゃんの時代には、ただそこに寝転がって、手足をジタバタしているだけで、ただただ愛しいと思うのに、ちょっと大きくなると、すぐに何か別のものを付け加えた価値観で子供を見るようになります。
幼稚園に行ったら先生の言うことを聞いてお友達と仲良くできるように、小学校に行ったら勉強ができるようにと、次々に条件が厳しくなっていき、その条件をクリアできないと、子供を愛しいと思う気持ちにすら多少の影が差します。
かく申すわたし自身も、今まで、自分に対して、とにかく何かを付け足そうとして生きてきました。
自分に全く自信がなかったので、「勉強ができる」という自分像(たまたま学校の勉強が多少できたので)に依存して、かりそめの自信を足場にして、どうにかやってきました。
ただ、そんな自信など紙屑のようなものです。
勉強ができる人なんて世の中に無数にいるのですから。
862-3 楽になる道は意外と近くにある
付け足した何かで物事を判断している限り、決して真の安心にはつながりません。
必ず自分より上がいるからです。
わたしも、自分より上の人に対しては自分を卑下して焦り、自分より下の人に対しては優位性を感じて安心するという、無意味なヒエラルキーからなかなか抜け出せませんでした。
それが少し変化したのはごく最近の話です。
多くの方の育児のお悩みを伺い、どうすればこの方はもっと楽になれるのか?と模索し続けた結果、いつの間にか自分も変化していました。
(で、一気に話をはしょりますが)そんなわけで、育児のお悩みが楽になる道は、実は意外とあなたのすぐ近くにあると思っています。
一人では抱えきれないお悩みを感じるときは、どうぞご相談くださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
- 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
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育児・療育は親子の育ち合いです。
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