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夜中の3時におにぎりを作りながら心の屈折に気づいた話【願望実現】

拙宅では、夫が会社に行くとき、おにぎりを作って持っていってもらっているのですが、今回は、そのおにぎり作りによって気づいてしまった、自分の心の闇を書いてみます。

ということで、本編をどうぞ~

目次

夜の3時に脳内で発された衝撃の言葉

あるとき、自分がめちゃくちゃ疲れていたことがありまして。。

その日はすごく時間が詰まってしまって、仕事が終わって家事が終わって、明日の子供のお弁当を作って、ようやく最後にこのおにぎりさえ作ればもう終われる!となったのが夜の3時くらいでした。

そのとき、突然、なんだかもう、なにもかもが面倒くさいなーと、急に思いました。

なんでこんな疲れてるのに、こんなに夜遅くまで(っていうかもう朝だし)、こんなおにぎりなんか、わざわざ作らにゃならんのや



そんなとき、ふっと頭に浮かんだのが、

おにぎりの量、これで足りてる?

っていう言葉だったんです。

夫に、おにぎりの量これで足りてる?って聞こうとしたんですね。

脳内で。

もちろん夫はそこにはいませんよ、夜の3時、朝の3時ですから。

薄暗い台所で、自分一人で、脳内でのやりとりです。

それで、自分の屈折ぶりにびっくりしました(^ ^;)

相手に嫌われたくないシンドローム

これ、シンプルに考えれば、「疲れておにぎり作りたくないから今日はありません」って言えば、別にそれで済む話です。

なぜ自分がこんな二周も三周も回ったような言葉を思い浮かべたのか。

それは、たぶん、自分の中で、相手に嫌われたくないっていう気持ちがすごく強いからなんです。

だから何事につけても、相手の感情を逆なでするようなことを言う前にいったん立ち止まるクセがついている。

たかだか家族におにぎりを作る作らないということですら、まっすぐ思うことを言えないような、強烈なブロックがかかってるんですね。。

自分の言動がそのまま戻ってくる

でも、よく考えてみてください。

これ、とても残念なことなんです。

自分が思うことを、まっすぐに尋ねない。

まっすぐ打ち出さない。

わざとひねくれて、カーブをかけて打ち出す。

これは、自分が望むものもまっすぐは返ってこないということです。

「わかってくれない」とモヤる理由

「量足りてる?」と聞かれたら、聞かれたほうは、ちょうどいいよとか、もっと少なくてもいいよとか、そういう返事をしますよね。

でも、こちらは、おにぎりを作りたくない、なんでこんな夜中まで頑張っておにぎりを作らなきゃいけないんだ、ということを訴えたいわけです(心の奥底では)。

その奥底の声と相手の返事とがズレているので、(そういうことじゃないのに・・・)と、なんだかモヤモヤするんですね。

モヤると何かと面倒になります

たいていの場合、ひとたびこうしてモヤってしまうと、解決までに時間がかかります(^ ^;)

自分の感情をグチグチとこねくり回したり、相手と話し合ったりなんなりして、最終的にお互いの感情がすっきりクリアになるまで、シンプルに時間がかかりますね。

本来なら、「今日はおにぎりを作りません」「わかりました」というやりとりで済むだけのものが、なんだかもうゴチャゴチャゴチャゴチャとやりとりを重ねないといけなくなっちゃうわけです。

切り傷だけならバンソウコウを貼っておけば治るのが、その傷にばい菌が入って化膿しました、腫れてしまいました、なんていうことになると、治るまで時間がかかって、最悪の場合は手術をするとか、患部を切除するとか、クリアになるまで時間も手間もかかる、みたいなことと同じですね。

育児の相談にも表れる屈折

こういう屈折って、実は結構いろんな人の中にあると思います。

三輪堂は育児に悩まれている方のご相談をずっと伺ってきましたが、相手が「直球を投げていない」場面にはよく出会います。

先方のご相談に、こちらはちゃんと答えているつもりなのだけれど、何か相手はまだしっくりこない顔をしている。

こういうときは、相手が本当に聞きたいのはそれではない、ということです。

表面上は育児の相談をしていて、発達障害のこういう特性がある子にはどういうふうに関わってあげるのがいいんでしょうか、みたいなテーマで話は進んでいるのですが、実は本当にその方の心が求めているのは、

  • 育児がつらい、という訴えだったり
  • 他のお家ではあんなに楽々と育児が進んでいる(ように見える)のになんでうちだけ!?という感情だったり
  • 自分の頑張りを誰かに認めてもらいたい、という必死の声だったり

するわけなんですね。

ただ話しているだけでは届かない

表面的に、字義通りに言葉を交わしているだけでは、こういう屈折はわかりません。

自分がまっすぐ話すか、あるいは、屈折した言葉の奥にあるものをちゃんと汲み取ってくれる人と話すか。

そのどちらかでないと、表面上は話し合いの決着がついたとしても、その奥にはいつまでも(本当はそうじゃないのに)という思いが残ります。

いつまで経ってもモヤモヤは消えないどころか、積み重なっていくばかりです。

欲しいものが手に入らない原因にも

こうなってしまうと、まずつらいのはご本人の心。

誰にもわかってもらえない、いつも重苦しくてつらい、そんな “スッキリしないモヤモヤ感” に悩まされます。


さらに大切なのは、心と身体の状態は、その人の生きる世界をそのまま作り出しているということです。

身体の原理原則では、人の心と身体は相似形であり、その人がつくりだすものである以上、身体と社会も相似形であると捉えます。

自分の感情や言葉のやりとりにおいて「求めるものがまっすぐ返ってこない状態」ということは、たとえばこれを物質的なものにあてはめると、

自分の欲しいものが手に入らない

ということにもなるのです。

お金が欲しいのに収入が増えない、恋人が欲しいのに出会いがない、たまに出会ったと思ったらちょっと変な人だった、とかとか、そういう状態になっちゃうわけなんですね。

まずはまっすぐに伝えてみよう

というわけで・・・

自分の生きたいように生きる世界をつくるためには、まずは、まっすぐに、自分の思いを話してみることが大事だということですね(^ ^)

たったそれだけで? と思うかもしれませんが、心=身体=社会、ですから。

ぜひ、勇気を出して、あなたが思うことを、素直に発信してみてください。

いま立っているところから一歩でも前に進めば、その一歩分だけ、見える景色が変わります。

自分が発信する最初の一歩が変わると、少しずつ、そこから返ってくるものも変わってきますよ!

【欲しいものを手に入れる秘訣】それは、おにぎりを作りたくなかったらハッキリそう伝えること【マジです】


頑張り屋さんのママたちへ

生きたいように生きる世界のつくりかた

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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