917-1 大切にしたいものを定義し直す
前回の記事の続きです。
褒め言葉を素直に受け取ることは、褒めた側にとっても嬉しいことだったんだ。
それがわかってからは、たとえ社会的なお世辞であっても、「ありがとうございます」と、まずは素直に受け取るようにしました。
謙遜したほうが適切だと社会的に見なされそうなときには、「そのお言葉にふさわしい自分であるようにますます努力しますので、引き続きご指導ください」などと付け加えるようにしました。
そうすることで、わたしは自分の大切にしたいものを定義し直しました。
「自分は褒められるにふさわしい人間である」という状態像を大切にして生きることにしたのです。
917-2 無意識に行っている言動
そうなってからは、まず自分のマインドセットが変わりました。
他者の評価が気にならない。
他者に嫉妬しない。
羨まない。
自分は自分、相手は相手、と切り分けて人間模様を見ることができる。
動じない。
などなど。
それにつれて、周囲の物事が変わり始めました。
仕事がはかどる。
自分にとって本当に必要なものを選択できる。
必要なものが必要なときに手に入る。
願いが現実化する。
好意的な人間関係が広がる。
などなど。
お伝えしたいのは、あなたは何を大切にして生きていきたいのか、ということです。
あなたが毎日、無意識に行っている言動によって、あなたは、あなたが大切にしたいものを時々刻々と選択し続けています。
たとえばあなたが他者を優先して自分を後回しにしているとしたら、あなたは「自分をないがしろにする」ことを人生で大切にしていることになります。
917-3 ただ自分で決めるだけです
自分はそんなことを大切にしたいだなんて思っていない、とおっしゃるかもしれません。
でも実際に、あなたはずっと「自分をないがしろにする」ことを選択し続けているではないですか?
それこそが、あなたが実際問題として大切にしていることなんですよね。
あなたの人生をあなたが選んだ通りに生きているだけで、あなたの感情として不本意であったとしても関係ないんです。
あなたが人生で大切にしたいことは何ですか?
今すぐそれを最優先で選択してほしいなと思います。
育児や療育と関係ないと思われるかもしれませんが、育児がうまくいかない、なんだか不安、という親御さんのストレスの根本は基本的にここなので、めちゃくちゃ関係あります。
自分が何を大切にしたいのか、ただ自分で決めるだけです。
そうすれば、あなたの人生は、ごうごうと大きな音を立てて、あなたの決めた方向に向かい始めますよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
その中から、あなたの才能や生まれてきた意味が見えてくるかもしれません