661-1 罪悪感を持つ親御さん
保育園にお子さんを預けて働くことに罪悪感を持っている、という親御さんのお話を伺いました。
お子さんは少し発達に凸凹がありそうな感じ、ということで、園で活動に参加できなかったり、他のお子さんとトラブルを起こしたりすることがよくあるのだそうです。
- そんな状態の我が子を園に「押し付けて」いいのか?
- 親がもっと子供に愛情を注いだほうがいいのではないか?
- うまくできない自分を責めてしまう。
- 仕事も忙しいし、帰ってきても子供のことで頭がいっぱいで、気が休まらない。
まとめるとそんなお話でした。
「押し付ける」という言葉の選び方から、親御さんの苦しい胸の内が伝わってきますね。。
661-2 罪悪感を「解消する」
今回、こちらの記事でシェアしたいのは、「罪悪感」についてです。
罪悪感を抱くようなときは、心が苦しく、居心地が悪くて、なんとかしてこの気持ちを解消したい、楽になりたいと感じると思います。
そのための方法として、たとえば自分がリラックスしたりリフレッシュしたりして、感情を整えることがよくあるでしょう。
胸の中に凝ったネガティブな感情を散らして、穏やかさを取り戻そうとしているわけですね。
これも悪い方法ではありません。
自分に余力がないと、何もできませんし、どんどん苦しくなるばかりですから、少しでも自分が居心地よくいられることを選択するのは、とても良いことだと思います。
661-3 罪悪感を「転化する」
その上で、実はもう一つ方法があります。
物事のバランスを取り、自身の人生を前に進めていくには、こちらのほうが向いています。
身体の原理原則では、感情は行動を起こすためのエンジンであると捉えます。
せっかく「罪悪感」という強いエネルギーが自分の中に湧いているのですから、これを活用して行動に転化してみてはどうでしょうか。
たとえば、「やりたいこと」を、後回しにせず、即座にやってみる、ということです。
具体的なお話は次回に。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
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