437-1 ▼ 相手の気持ちを気にし過ぎるお子さん
お友達と関わるときに、相手の気持ちを気にし過ぎてしまう、というお子さんがいます。
相手に嫌われたくないとか、自分がどう思われているか不安だとかという思いが強く、自分の気持ちを押し殺してでも相手に合わせようとします。
こういったタイプのお子さんは、表面上はうまく相手と付き合えているので、人間関係の課題が大人に気づかれにくいことがあります。
ご本人も、お友達との間に波風が立たないことに安心して、付き合い方に課題があると気づかないこともしばしば。
437-2 ▼ この付き合い方の問題点
でも、こういう人付き合いをしていると、今は良くても、いつか堤防が切れて崩壊し、問題が表面化します。
この付き合い方の何が問題かというと、自分を押し殺して自分の軸を相手に委ねているところです。
「相手がどう思うか」を気にかけるのは大切なコミュニケーションではありますが、自分を手放すほどに行き過ぎるのはうまくありません。
この連載でも何度も書いていますが、身体の原理原則では「まずは自分」。
お友達付き合いでも、まずは自分がどう思うか、自分がどうしたいかを第一にしましょう。
その上で、お友達と話し合って、意見を譲ったり合わせたりするのは問題ありません。
437-3 ▼ 「まずは自分」を大切に
ひるがえって、大人にもこういうタイプの方がいます。
心配りや気遣いが上手な方が多いのですが、気を回し過ぎて疲れてしまうことも多いようです。
たとえば「相手がちらっと自分を見て、ふと目をそらした」というだけのことから、(自分はあの人に嫌われているのではないか)と思いが飛躍したりします。
細かく気を遣うことができるのは素晴らしい美点ですが、周囲の思惑に振り回されるようになると、ちょっと生きづらくなってきますね。
この場合も、「まずは自分」をぜひ大切にしてみてくださいね。
頭で考えてもなかなかうまくいかない方は、どうぞ相互循環セッションにいらしてみてください。
「まずは自分」をご一緒に体感し、セルフケアで落とし込んでいけるようにお教えいたします。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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