哺乳類の冬眠から学ぶ、うつ状態の大切な意味

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365-1 ▼ 冬眠は極度のうつ状態

ある生物学者の方が書かれた本によると、冬眠中の哺乳類は、眠っているわけではなく、「極度のうつ状態」に陥って身動きできない状態になっているのだそうです。

その証拠に、春になると、冬眠していた動物は「爆睡する」のだとか。
冬場の “睡眠不足” を取り戻すためです。

なぜ彼らが冬眠するのかというと、一つは食糧が不足する冬場を乗り切るため。

もう一つは、「身体のメンテナンスをするため」ということが大きいのだそうです。

365-2 ▼ うつ状態にも大切な意味がある

冬眠中には体温も呼吸も心拍数も落ち、代謝が下がって、半分死んだような状態になります。

そうなると、動物に寄生している病原菌や寄生虫も一緒に死んでしまいます(宿主は実際には生きていますが)。

こうして、冬眠中に寄生者を一掃するのが、冬眠の一つの大切な目的だと考えられているのだそうです。


うつ状態というとあまり良いイメージを持たれないことが多いかもしれませんが、動物の本来の姿からすると、うつ状態にも大切な意味があることがわかります。

365-3 ▼ 身体が動かないというメッセージ


人も、動物の冬眠と同様に冬場には気が重くなったり(冬季うつと呼ばれます)、過度なストレスがかかれば季節に関わりなくやる気が減退したり思うように身体が動かなくなったりすることがあります。

いつもは元気に動いていた身体が急に動かなくなると、誰でも不安や焦りを感じますよね。

頭の中にある「今まで通りの自分」と比較して、

「いつもと同じようにやらなければ」
「いつもと同じようにやりたいのにできない」
「いつもと同じようにできない自分はダメだ」

というような評価を下してしまいがちです。

でも、身体が動かないということには、それ自体に大切な意味があります。

冬眠中の動物が「何もしない」ことによって病原菌などの寄生者を排除し、本来の在り方を回復しているように、人の心身も、「何もしない」ことによって本来の在り方を回復したいと思っているのではないでしょうか。

身体が動かないということは、今はじっと止まって休みましょう・回復しましょう、というメッセージだと捉えてみてはどうかなと思います。

焦っていつも通りに動こうとせず、じっと “冬眠” してみるのが、生命の本来の道に近い進み方なのかもしれませんね。



本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

自分の身体からの答えを知りたい方へ

身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る

心身と対話する静かな時間をお過ごしください

あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます

あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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