725-1 楽しめない気分の親御さん
育児療育中の親御さんは、周囲に気を遣って過ごす方が多いですね。
小さな子供は元気があふれて止まらないくらいで当たり前ですが、社会にはそれを不快に感じる人もやはりいます。(どちらが良い悪いと批判するような話ではありません、念のため)
たとえばお子さんが大声を出す、走り回る、ものを壊す、などなど、その場にふさわしくないとされる行動を取ったりすると、周囲の目が気になっていたたまれない思いをする方もおられるでしょう。
たまたまその子が、親御さんにとって「育てにくい」と感じられるお子さんだった場合、育児の悩みはより一層重く保護者にのしかかります。
そうした悩み苦しみを誰にも言えず、たった一人で苦労を抱えている方も少なくありません。
そういう方は、なんだかいつも肩身が狭く感じられて、自分が楽しむことすら遠慮してしまうことがあったりします。
725-2 自分が楽しいことが一番
でも、身体の原理原則では「まずは自分」です。
自分が気兼ねしていると、周囲にもその息苦しさが伝わり、みんな息苦しくなります。
自分がゆったりのんびり、悠々としていると、周囲にもそれが伝わり、みんな朗らかにゆるんで穏やかになります。
自分が楽しく・居心地よく過ごすことが、何よりもお子さんやご家族や周囲の人々のためになります。
725-3 遠慮せず自分の楽しみの時間を
ですから、育児中の親御さんも、誰にも遠慮せず、堂々とご自身の楽しみの時間を持ってください。
親だからずっと子供を見ていなければならないとか、子供を放っておいて自分だけ楽しむなんて良くないとか、そんなことは一切ありません。
そのためには、時には日常の育児や家事や仕事から離れることも必要かもしれません。
ぜひ社会的なリソースをできるだけ活用してください。
どうすればいいかわからない方は、自治体の窓口に相談したり、幼稚園や保育園の園庭開放、地域の子育て広場などに参加したりしてみてください。
あなたの一歩はきっと次につながりますから。
外に出ていく勇気も元気も足りない・・・ という方はオンラインセッションにどうぞ。
ご自宅からメール・電話・ZOOMのいずれかでご相談いただけます。
アドバイスなどは必要ない、ただ話を聞いてほしい、という場合は「言いっぱなし・聞きっぱなし」も喜んで(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
- 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
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育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
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