711-1 降るも降らぬも
ここ数日、雨がたくさん降りました。
水は、田んぼや畑や貯水池など、必要な場所に降ればありがたいものですが、降りすぎて洪水を起こせば、今度は恐ろしいものになります。
渇水の夏には雨雲を乞い、洪水の秋には晴天を願う。
それはやむをえない人の性ですが、水そのものには良いも悪いもありません。
良い悪いは、人の側にあります。
水はただ、水そのもののありようでそこにあるだけです。
711-2 目は大人の側にある
同じことは育児療育にも言えます。
わたしたち大人は、子供たちの状態に一喜一憂します。
集団生活についていけないといえば将来を憂え、テストで良い点を取ったといえば喜びます。
が、子供たちがどんな状態だったとしても、その子はその子本来のありようでそこにいるだけです。
それを良い子だとか悪い子だとか、社会に馴染めないとか、困った子だとか、大人のいうことをよく聞ける子だとか、そんなふうに見る目は、すべて大人の側にあります。
子供の側にはありません。
711-3 自分の見方次第
相手をどう見るか は、自分をどう見るか の相似形です。
もしあなたが、子供たちを「〇〇ができるから良い子」「〇〇ができないから心配」と思っているとしたら、それはあなた自身が、「〇〇ができる自分は良いもの」「〇〇ができない自分は良くないもの」と捉えている視点がどこかにあるということです。
子供が社会に馴染めないことを心配する大人は、その人自身が社会に馴染めなかった過去があったり、社会から疎外されることに不安を抱えていたりするのかもしれません。
相手に良い悪いはなく、自分の目がそれを見ます。
そのことを胸に刻んで生きていたいなと思う日々です。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
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