677-1 人間関係の悩みが多い人に共通する課題
前回は、人間関係の悩みが多い人(=仲間よりも友達が多い人)には共通する課題があると書きました。
こうした人たちは、友達づきあいに余計なエネルギーを割かれたり、自分勝手な人・自分からエネルギーを奪い取っていくような人が周囲に多かったりする傾向があります。
自分の周囲にそういう人たちが集まってくる大きな理由の一つは、自分で自分を大切にしていないから。
あるいは、大切にする仕方が間違っているからです。
自分を大切にしていると、自分が何を大切にしたいかも自然と選択できます。
相手が自分を大切にしてくれないと感じたときには、その相手から離れることができますし、自分を守るために堂々と主張したり、自信を持って人と関われたり、人の気持ちを素直に受け取れたり、相手の攻撃を跳ね返すことができたりします。
677-2 人間関係の邪魔をするのは
そうした健やかな人間関係の邪魔をするのは、「劣等感」や「他者との比較」です。
自分に自信がない、相手に劣等感を抱いている、相手と自分を比較して自分のほうが格下だと感じている、相手に嫉妬している、ものを言ってはいけないと感じている、、、
そういうときには自己主張など難しいですし、相手の気持ちを素直に受け取れません。
こうした感情は誰にでもあり、この感情を持つことが悪いわけではありません。
674話のAmazonレビューの話にもあるように、どれほど成功した(ように見える)人でも他者の言い分を全く気にしないわけにはいかないものです。
ただ、その程度が問題です。
落ち込んでもすぐに自分を取り戻せるならば良いのですが、いつまでも苦しめられるようでは困ってしまいますよね。
677-3 自分自身を大切にするところから
自分を大切にできていないときは、劣等感や比較意識も高まります。
自分の中ではなく外側に答えを探してしまうので、相手にすぐ左右されてしまいます。
こういうときは、まずは一歩引いて、自分自身を大切にするところに戻っていただきたいなと思います。
自分の理念理想を明確にする=自分を一人の人として大切にすると、友達は減って仲間が増えると書きました。
全員と仲良くすることはできないし、全員に好かれる必要はありません。
自分を大切にしてくれない相手には、ほどよく距離を置きましょう。
まずは自分自身が一番自分を大切にする。
そして、自分を大切にしてくれて、自分も心から相手を大切にしたいと思える人たちと一緒に過ごしていく。
そうすれば、世界はもっと面白くなっていきますよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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