568-1 ▼ 子供たちの心にあるもの
いわゆる「問題行動」といわれる言動を見せる子供たちがいます。
彼ら・彼女らの行動の根っこにあるものは人それぞれです。
発達の特性による弱さ・苦手さが主な原因になっていることが多いですが、ほとんどの場合、状況はもっと複雑です。
人との関わり、物理的な環境などなど、さまざまな要因が絡み合って、子供たちの「問題行動」を形づくっています。
そして多くの子供たちの心にあるものは、もしかしたら「寂しさ」なのかもしれないと思っています。
568-2 ▼ 自分の心の輪郭を知る
これは大人たち(瀧本自身も含めて)も同じです。
子供なら、泣いたり叫んだり、それこそ「問題行動」を起こして表現したり、大人に慰めてもらったりすることができます。
でも、大人になると、寂しさを隠すことができるようになって、根が深くなっていきます。
三輪堂にいただくご相談のほとんどにも、ご相談者ご本人の寂しさが見え隠れしています。
寂しさとは、自分の心の輪郭を知るための感情なのかもしれないなと思います。
人は自分のことを自分一人で知ることはできません。
自分を見ることができるのは必ず誰かとの関わりの中においてのみです。
568-3 ▼ ただ話すだけで
寂しさを誰かに相談できる人はまだいいのですが、、、
誰にも相談できずに黙っている人ほど、寂しさが深いのかもしれませんね。
三輪堂の電話相談(LINE電話・FBメッセンジャー通話・ZOOM等)や対面相談では、「言いっぱなし・聞きっぱなし」でお話を伺うこともできます。
特にアドバイスなどは要らない、ただ話をしたい、という方はぜひご利用ください。
あなたや、他の誰かの寂しさが、ふとほどけていく糸口になればいいなと祈っています。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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