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整体から見る冷えと登校渋りの関係とその解決策

目次

204-1 ▼ 寒くなると登校渋りのお子さんが増える?

最近、お子さんが学校に行きたがらないとか、イライラしているとかといったお話を伺うことが増えています。

今いきなりそうなったというよりは、以前からなんとなくそういう気配があって、最近それが強まった、という感じの方が多いようです。

例年、寒くなると学校の行き渋りが増えるような印象があります。

単純に寒いから外に出たくないというような心の動きもあるでしょうし、冬の気配がなんとなく重苦しくてやる気が出ないということもあるのかもしれません。

さて、瀧本の整体の師匠によると、冷えると身体はねじれる。

ねじれると、腹が立ったり、やたら逆らいたくなったり、億劫になったりする、とされているそうです。

わたし自身が検証実験をしたわけではないので、「そう言われているそうです」という話にはなるのですが、とはいえなんとなくの体感としては、確かにそういうこともあるかもなあ、という感覚はあります。

204-2 ▼ 「あの体操」で身体のバランスがとれる

学校に行きたくない気持ちが強まったり、親御さんにイライラをぶつけたりするのも、「(整体的に言う)冷えからの身体のねじれ」が影響している可能性もあるかもしれません。

だとすると、その冷えやねじれを解消してあげれば、イライラや億劫感のようなものが軽くなることは十分に期待できます。

そのためにお勧めの体操があります。

それは、誰もがよく知っている(であろう)あの体操、「ラジオ体操第一」です。

ラジオ体操には身体の動きの「方向性」が全て含まれていて、ちゃんとやると心身が整います。

「ねじれ登校渋り説」が成立するとすれば、その身体はねじれの方向のエネルギーが過剰になっていると考えられるので、全ての方向性の運動を満遍なく行うことでバランスが取れます。

204-3 ▼ 現実的な環境整備も並行しよう

ねじれ登校渋り説が当てはまるにしろそうでないにしろ、単純にラジオ体操って気持ちが良いですよね。

お金もかからないし、いつでもどこでも手軽にできるし、悪影響はほとんど考えられないので、ちょっとしたリフレッシュの気持ちで、ぜひ取り組んでみていただけたらと思います。

中高生くらいになると反発してラジオ体操なんかやってくれないかもしれませんが(^ ^;)、その場合はぜひ親御さんが体操をなさってみてください。親御さんが整えば、お子さんにも良い影響が届きますから。

そしてもちろん、ラジオ体操だけで行き渋りが解消できると考えるのはちょっと行き過ぎだろうとも思います。

行き渋りには現実的な原因があることが多いです。

たとえばいじめにあっているとか、学力や認知特性に合わない学習を強いられているとか、何か不都合があるならば、それらを解消する働きかけも並行していただきたいなと思います。

ただ、物理世界の現象の土台にあるのは人間たちの心身ですから、心身をリラックスさせてあげることはとても大切ですよと、そういうお話でした。

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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