私がお話を伺う療育・保育・教育現場の方は、ほとんどの方がお疲れモードです(^ ^;)
人と全力で関わる仕事は精神も肉体もフル回転するものですから、お疲れになるのもわかります。
先生方の努力には、本当に頭が下がります。
特によく聞くのが、
「やることが多すぎて手が回らない」
「事務に追われて本来の保育・教育ができない」
というもの。
これ、本当に、どこの施設からも聞こえてくる声です。
情熱を持って、子供たちのために、使命を果たすために働いているのに、どうしようもない現実が立ちはだかる・・・
思うようにいかない歯がゆさが、ますます疲労感を募らせるでしょう。
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もし、あなたの職場もこういった状況だったならば、あなたもぜひ、現実を変えるために行動しませんか。
職場環境を改善するためのポイントはたった一つです。
(細かく考えれば無数にありますが、今回の例ではたった一つです。)
それは、
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良いことを一つ始める時は、これまでの仕事を一つ中止する
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ことです。
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子供に関わる職場は、社会的な要請もあり、たくさんの仕事を引き受けざるを得ない状況にあります。
子供たちのために真剣に考えている職員ほど、多くの気づきを得て、新しい試みを取り入れることも多くなるでしょう。
でも、職員の人数がどんどん増えるならば知らず、ただ増えていく仕事を引き受けているだけでは、職員が疲れ果てていくだけです。
タンスに洋服をしまう時も、これ以上入らない!となったら、どれかを取り出して処分するなり別のところに移動させるなり、しますよね。
無理に洋服を詰め続けたら、タンスが壊れます。
仕事だって、それと全く同じことです。
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何かの仕事が増えたならば、何かの仕事を中止する。
どれが不要な仕事かを判断できるのは、力量のある職員だけです。
ある仕事を中止する決定を下せるのは、権限のある管理職だけです。
もしあなたが管理職の立場ならば、ぜひ積極的にあなたの権限をふるっていただけたらと思います。
もしあなたが管理職ではないなら、あなたが今まさに行っているこの仕事が、
「もしも不要だとしたら、どうなるか?」
「もしも半分の手間でできるとしたら、どうすればいいか?」
を考えてみてください。
ただ漠然と仕事に向き合って仕事の多さを嘆いていても、答えは出ません。
「もしも、〜〜なら?」
と問いながら取り組むことで、ヒントが見つかるのです。
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あなたやあなたの同僚が楽しくイキイキと働いていると、子供たちや保護者の心も明るく羽ばたきます。
明るさは人の心から広がるものです(*^^*)
あなたの職場がますます明るく温かい環境になりますように、応援しています。
それでは、また!