848-1 子供のすべてを受け止める?
教育的な言説として、子供の良いところも悪いところもすべて受け止めましょう、ということがよく言われます。
多くの保護者、保育者、教育者は、そのように心がけておられるように思います。
ところが、すべて受け止めるということは、口で言うほど簡単ではない。
そもそもわたしたちは、自分自身についても、何もかもすべてを受け止めているかというと、そうではありません。
無意識に良し悪しのジャッジを下しています。
848-2 自分のすべてを受け止めていますか?
たとえば、あなたには「こんな自分ではダメだ」と自己否定するような何かがないでしょうか。
- 子供の就寝時間が21時を過ぎてしまった
- ダラダラと一日を過ごしてしまった
- 有意義なことができなかった
- 部屋が散らかっている
- 子供に怒鳴ってしまった
- 仕事が今日中に終わらなかった
- 先行きが不安でたまらない
などなど、、、
人によって「自分ダメ認定ポイント」は異なるのですが、「もっとこうでありたかったのに、そうなれなかった」という反省点がたくさん出てきます。
848-3 タイミングはきっと来ます
自分のことをこれだけ厳しく見ている人が、他者に対してだけ寛大になれるはずもありません。
無意識のうちに子供のこともジャッジしています。
自分の価値観で受け入れやすいところにはOKを出し、自分の価値観に反するところにはNOを出していることがほとんどです。
わたしは、それはそれで全部OKだと思います。
受け入れられないものを無理に受け入れようとして頑張る必要は全くない。
頑張ったところで無理なものは無理ですから。
そのうち、自分が子供に対して、あるいは自分自身に対して、無意識に押し付けていた「NO」に気づかせてくれる出来事が、きっと起こります。
そういうときがベストタイミングです。
そのときにこそ、自分の価値観を一旦脇に置いて、ちょっと周りを見回してみるといいんじゃないかな、と思っています。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
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