842-1 本業+副業+育児+家事を担当する人の話
一緒にお仕事をしている方(40代男性)がいるのですが、この方が「本業とは別に副業を始めよう」という情報発信をしておられます。
彼がある日、
副業をして本業に影響が出ないか?という質問がたまにあるけれど、影響が出るか出ないかは自分次第。
早寝早起き、スマホやテレビをただ見て過ごすみたいなダラダラ時間の無駄遣いをやめる、家事はできるだけ自動化する、で時間は創れる。
と言っていて、あまりにもド直球な正論に、思わず落ち込みました(笑)。
この方は、未就学のお子さんがお一人いらして、奥様は体調不良で療養中なので、育児家事はほぼ一手に引き受けておられます。
本業もかなりお忙しいのに、そのうえ副業で仕事を増やして、おまけにお子さんのお世話もちゃんとしている(お子さんが保育園から帰宅してから寝るまでは100%育児中心だそうですし、土日は公園に連れていったり一緒に遊んだりされている模様です)。
842-2 ダラダラ時間
どうでしょう、想像するだけで大変そうじゃないですか?
この人、なんでそんなことができるんだ???
しばらく考え込んでしまったのですが、ふと、彼と自分との違いに気がつきました。
わたしは、決まった時間に決まった場所に行くのが苦手すぎて会社勤めから身を引いたほどの人間なので、彼ほどきちんと物事をこなすことに向いていない自覚はありますが、それにしても育児家事仕事を(一応)両立してここまでやってきました。
でも、自分がどうにかこうにかここまでやってこれたのは、「ダラダラ時間があったから」です。
ダラダラ時間を削ったからではありません。
わたしは本を読んだり映画を観たりするのが好きで、料理中、洗濯物を畳む間、入浴中など、あらゆる隙間時間に映画を観ています。
たぶん、その時間を副業に当てれば、もっと稼げるよ!ということなのでしょうが、わたしにとってはこの時間こそが、生きるためのエネルギーをチャージする時間です。
これを削ったら、ピリピリイライラして余裕のない、鬼婆のような母親になっていただろうと思います。
842-3 あの人はあの人、自分は自分
時間や物事への関わり方・考え方は人それぞれです。
ダラダラ時間を削ったほうがうまくいく人もいれば、ダラダラ時間があったほうがうまくいく人もいます。
育児・家事・仕事の両立は、誰にとっても大仕事です。
家庭ごとに事情も違います。
わたしたちは何につけても他者と比較して物事を考えがちなのですが、「あの人はあの人。それでは自分はどうかな?」と、自分に戻ってきて見つめ直すことを忘れずにいたいものだなと、改めて思ったことです。
誰かと比較してしまって辛い思いをしている方がいらしたら、(ダラダラ時間を削らなくてもなんとかなることだってある!)と、ちょっと思い出してみてくださいね(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
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