909-1 二段階の深さ
ご相談には二段階の深さがあるという話の続きです。
一段階目はお子さんの生活上の課題を改善する段階、二段階目は、そこに親御さんが投影している親御さんご自身の心の中の「何か」を整える段階です。
親御さんが実際に「相談事」として認識し、口に出してお話しくださるのは主に一段階目で、二段階目のことは、はっきり口にされる方も、口にはされない方もいらっしゃいます。
どちらでもOKです。
親御さんは何も気にせず、ただ話していただくだけで大丈夫です。
こちらも、別にそんな「何か」を探り出そうとして聞いたりはしません。
909-2 響きを感じ合う
上手に質問して探り出してくれるタイプのカウンセリングなんかもあったりするのでしょうが、わたしはそういうことはしません。
ただ聞くだけです。
不思議とそれだけで、何か響くものがあります。
大事なのは、その響いた「何か」を、口には出さないということです。
ご相談の親御さんから「それを知りたい」とご依頼があればお伝えしますが、そうでなければただ響きを受け取るだけです。
人が話をするとき、人は言葉の内容ばかりに着目しがちですが、実際には、話す人・聞く人の中に起こる「響き」「揺れ」のようなものを感じ合っています。
特別な力ではなく、誰もがやっていることです。
あなたも、誰かと話していて(この人は嘘をついているな)と直感的に伝わることがないでしょうか?
それはあなたが、相手の口に出ている言葉の内容よりも、「響き」を感じているから、ピンと来ることです。
909-3 響きにあいづちを打つ
わたしがあなたの「響き」を受け取っていることは目には見えませんが、あなたは話しながら無意識にそれを感じているはずです。
相談してスッキリしました、とか、整理できました、とかとおっしゃる方が多いのですが、表面上はわたしはただあいづちを打っていただけだったりします。
でもあなたの心がなんだか整理されたように感じるのは、わたしがあなたの「響き」の方向にあいづちを打っているからだと思います。
三輪堂はこんなふうにお話を伺っています。
ご参考までに。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
その中から、あなたの才能や生まれてきた意味が見えてくるかもしれません