872-1 いつもの毎日に滑り込もう
GWが終わりましたね。
連休中はいかがお過ごしでしたか。
今日からまた「いつもの毎日」が始まるわけですが、お子さんたちはご機嫌に登園・登校できたでしょうか。
なかなかやる気が出ないなあ・・・ という子には、アイドリング期間を設定することをお勧めします。
いきなり通常運行を始めるのではなく、徐行運転からスタートして、何日かかけて徐々に納得のいくペースを見つけていきましょう。
非日常と日常のギャップをぴょんと飛び越えられないなら、じわじわと滑り込んでいったらいいかもよ、という感じですね。
872-2 距離を調整する
こういう時期に大切なのは、大人がお子さんの調子に一喜一憂しないことです。
お子さんがちょっとぐずったり、機嫌が悪かったり、調子が上がらなかったりしても、親御さんはつられてイライラしないように、意識的に一歩引いて眺めるような気持ちでいていただくと良いと思います。
特に、不登校傾向のお子さんの親御さんにとっては、連休明けは何かと気苦労が絶えないことと思います(「魔の連休明け」と言われた親御さんもいらっしゃいました)。
大人たちはどうしても、お子さんが学校に行けると「成功」、学校に行けないと「失敗」といった評価になりがちなのですが、一旦そうしたジャッジをやめてみるだけで、大人も子供もふっと肩の力が抜けます。
ジャッジがやめられないときは、距離が近すぎるときです。
お子さんからも、学校からも、日常からも、いつもの自分からも距離をとって、大きな視野で全体を眺めてみてください。
872-3 大人も自分に目を向けて
非日常と日常のギャップは大人も同様に感じていることと思います。
大人自身も、自分の心と身体に、いつも以上に目を向けてあげてくださいね。
自分に目を向ける方法は無数にありますが、一つはこちらの記事の中盤以降でご紹介している「手のひらワーク」。
他に、「自分が発したものを受け取る」こともとてもお勧めなので、それについてもまたいつか書いてみますね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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