827-1 身体の扱い方は
人は自分の身体を通して世の中を捉えます。
自分が周囲の世界や他者を扱うやり方は、自分が自分の心と身体を扱うやり方の相似形です。
たとえばイライラしたときに、わざと音を立てて、ドアをバン!と閉めたり、コップをドン!と置いたりするようなことがないでしょうか。
この「バン!」「ドン!」は、自分の心が発している音だと思っていただくとわかりやすいかと思います。
827-2 育児中には特に強く出る
特に育児中の親御さんの場合、お子さんに対する目線、気持ちの向け方、関わり方に、非常に強くこの傾向が出るように思います。
お子さんに対して、何か不安に思うとき、焦るとき、安心するとき、誇らしく思うとき、、、
そこにあなたは自分自身の姿を見ています。
それは、鏡の中に映る自分を見ているようなものです。
鏡の中に映っているものを変えようと思ったとき、鏡をどうにかしようとしても何も変わりません。
下手をしたら、鏡を割って壊してしまいます。
そうではなくて、自分の側を変えるしかありません。
827-3 自分を見る
育児中に心が揺れ騒ぐとき、、、
具体的にお子さんや周辺環境に手をかけて、状況を改善できる場合も、それが必要な場面も、もちろんあります。
同時に、「自分はいま、相手の中に映っている自分を見ているのだ」ということも、心のどこかに置いておいてあげてください。
それが、育児を通して、親子ともに幸せになるカギです。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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