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何かを破壊して怒りを発散するとき、破壊の対象は3種類

目次

817-1 すぐにキレてしまう男の子

前回は、怒りの5つの性質をご紹介しました。

すぐにキレてしまう男の子がいました。

あるとき彼は怒りのあまり、手に持っていた頑丈な木のおもちゃを窓に向かって投げつけました。

幸いおもちゃは窓ではなく、その前にあったホワイトボードに当たったので、何かが壊れることはありませんでしたが、、、

万が一、窓が割れていたら、話が非常に大きくなってしまっていただろうことが容易に想像できますね。

817-2 怒りで何かを破壊することは

この男の子のように、怒ってカッとなると、何かを破壊して衝動を発散させようとすることがあります。

このとき、破壊する対象として選ばれるのは、

  1. 自分自身の心と身体
  2. 自分以外の誰かの心と身体
  3. 周囲にある物

この3種類のいずれかです。

そのどれであっても、怒りに任せて傷つけてしまうことは、できるだけ避けたいところです。

誰かを・何かを傷つけることで、瞬間的にスッキリした感覚になることはあるかもしれませんが、それは一時的なものです。

817-3 怒りと向き合う

男の子も、仮に窓を壊していたら、後悔、反省、自己否定、その裏返しとしての周囲への反発・攻撃など、最初の怒りをはるかに超える感情に襲われていただろうと思います。

こうした怒りをコントロールする方法はアンガーマネジメントとして広く知られていますので、必要な方は専門書等をご参照いただければと思います。

この男の子も、指導者と一緒に、自分の怒りと向き合う方法を学んでいるところです。

指導の場面で彼が話してくれたことの中に、なるほどなあ、と思えたことがありましたので、次回はそれをシェアさせていただきますね。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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