778-1 板のような背中
以前、特別支援学校の先生に、こんなお話を伺ったことがあります。
先生方は、授業を始める前に、まず生徒さんたちの背中をマッサージしてあげるのだそうです。
生徒さんたちの背中は、いつも板のように凝っているのだとか。
彼らがいかに日々緊張して過ごしているかがわかります。
背中がほぐれると、生徒さんたちはホッと楽そうな表情になって、大人の話をより受け入れてくれるようになるというお話でした。
778-2 寒さで身が竦むときは
わたしたちも冬になると、寒さのため、分厚い上着を着たり、肩をすくめて歩いたりしています。
そのため、胸・肩・首のあたりに、無意識にいつも以上の緊張が入っている方が多いようです。
身体が強張っていると、思考も強張ります。
上半身が固まっていれば、頭もうまく回りません。
いつも以上に身体に目をむけて、背中や首をゆるめてあげてはいかがでしょうか。
778-3 軽く触れるだけでOK
ご自身の身体に触れるのはもちろん、お子さんやご家族の背中をマッサージしてあげるのも良いですね。
強く揉む必要はなく、服の上から軽くさすったり、手を当てたりするだけでOKです。
それだけでだいぶ心も身体も和らぐはずです。
なんとなくイライラする、感情の整理がつかないときにもお勧めですよ。
一人では難しいときはバランスセッションにどうぞ(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。