737-1 嫌なことはやりたくない
嫌なことをやりたがらない子がいます。
大人が無理にやらせようとすると強い拒否や抵抗を示し、集団行動に参加できなかったり、社会適応が難しかったりします。
誰でも嫌なことはやりたくはないものですが、社会生活を送っていく上では、たとえ嫌なことでもやらなければならない場面も出てきますね。
737-2 一緒にやるところから
嫌なことはやらない・できない人は、物事の判断基準が「好き嫌い」しかないことが多いようです。
それはそれで一つの生き方ではありますが、もう少し幅の広い判断基準を持てたほうが、人生の波風は穏やかになりますね。
嫌いなことをいきなりやらせようとしても難しいものです。
こういうときは、「一緒にやる」体験を増やしていくことをお勧めしています。
737-3 一緒にできると幅が広がる
嫌なことを徹底拒否する子は、誰かと何かを一緒にやることも苦手なことが多かったりします(^ ^)。
基本的に自分の好きなようにやりたいタイプなので、相手に合わせなくてはならない「一緒にやる」場面が苦手なのですね。
「一緒にやると楽しい」という実感を持てていると、「嫌なことだけど、先生と一緒にちょっと頑張ってみよう」という気持ちにもつながりやすくなります。
次回は、「一緒にやる」体験を増やすための具体的な練習方法をご紹介します。
本日は以上です。
それでは、また。
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