701-1 衝動性が強いお子さん
- 口よりも先に手が出る
- 落ち着きがないと言われる
- 友達とトラブルになりやすい
こういうタイプのお子さんは、衝動性が強く、人に合わせることが不得手なのかもしれません。
お友達から避けられたり、大人から指導されたりする機会が多くなると、ご本人の自己肯定感が低下したり、親御さんのお気持ちに負担がかかったりすることも。
701-2 言葉で気持ちをコントロールするのは難易度が高い
学校や家庭では多くの場合、言葉で「叩いてはだめ」「きちんと座っていましょう」などと指導することが多いですね。
それも大切な関わりではありますが、特に年齢の幼いお子さんほど、言葉で気持ちをコントロールするのは難しい課題です。
「叩いてはだめ」と言われて叩くのをやめられるお子さんなら、最初から叩いていないかもしれません。
こういうときにぜひお勧めしたいのは、身体からアプローチすることです。
701-3 心にアクセスするには身体からアプローチ
人の心と身体はつながっています。
身体がどう動き、周囲とどう関わるかは、その人の心の動きや周囲との関わりの相似形です。
身体の動きが変われば心の動きも変わります。
衝動的に飛び回る気持ちをコントロールするためには、基本的には、「相手に合わせて自分の動きを制御する」系統の運動や働きかけを取り入れることをお勧めしています。
次回はその具体例をいくつかご紹介します。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。