629-1 療育に通わないことで子供の可能性を閉ざしている?
こんなお話を伺いました。
ある療育機関が気になっていて、そこに通えば子供がもっと伸びるかもしれないと感じている。
ただしその機関は遠方にあって、送迎は不可能ではないけれどもかなり無理をすることになる。
実際に通うことを考えると、仕事や下の子の保育園送迎などの都合をどうつけようか悩み、自分の気持ち的にも負担感が高い。
でも、通わないことで子供の伸びる可能性を自分が閉ざしてしまうかもしれないと思うと、とても残念だ。
親御さんの苦しい胸のうちを聞かせていただきました。。
これ、すごく難しい問題ですよね。。
629-2 答えのない悩みに対処するには
こちらの親御さんは都内にお住まいで、近隣にはたくさんの児童発達支援関連の機関やサービスがあるのだそうで、大変恵まれた環境におられると思います。
ところが、選択肢がたくさんあると、それはそれで親御さんの迷いの種になるものですね。
どの道を選んだとしても、選ばなかったほうの選択肢がいつまでも意識にチラついたりするかもしれません。
療育機関に行ったほうがいいのか?
行かなくても大丈夫なのか?
支援を受ければもっと伸びるのか、支援を受けなくても変わらず伸びるのか?
その答えは誰にもわかりません。
ここからはわたしの個人的な意見ですが、わたしは、親御さんがやったほうがいいと少しでも思うなら、多少無理をしてでもやってみることをお勧めしています。
629-3 身体が動きたいように素直に動いてみる
人の身体は、行きつくところまで行ってみれば自然に次のステップに進むことができるからです。
逆に言うと、まだやることが残っているのに途中で行動を止めるのは、身体にとっては苦しい状態になります。
そして大事なのは、実際にやってみてやっぱり無理だと思ったら、素直に撤退することです。
身体が「もういいよ」とメッセージを出しているのに、思考で「せっかく始めたんだからもう少し」などとこだわると、それもまた身体に無理を強いることになります。
またもし、諸々考えあわせて、やらないことを選択するなら、それももちろん意義ある道だと思います。
「療育機関で専門家の支援を受けないと子供が伸びない」ということはまずありませんから。
ご家族で丁寧にお子さんと関わり合うことで得られるもの、育まれるものは無限にあります。
ご家庭で今できる範囲で大丈夫です(^ ^)
どうしても迷うときは、どうぞバランスセッションにお越しください。
ご一緒にあなたの身体のメッセージを紐解いていきましょう。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします