ABA、療育の前に大切にしたいこと

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603-1 ▼ 応用行動分析学

応用行動分析という考え方があります。

ものすごく簡単に言うと、良いことをすると良いことが起きる/悪いことをすると悪いことが起きる、という条件づけを繰り返すことで、自然と良い行動を選択するようになる、というものです。

(本来はもっと奥の深い学問領域なので、詳しくお知りになりたい方はぜひ専門の書籍等でご確認いただければと思います。)

教育、医療、経済、看護、スポーツ、産業などなど、さまざまな社会分野に応用して実践されています。

療育では「ABA」という名称で知っている方が多いかもしれません。

603-2 ▼ コザクラインコのトレーニング

ここでちょっと話が変わりますが、拙宅にはコザクラインコがいます。

人によくなつく種類の鳥ですが、気の荒いところもあり、時には強く噛みつくこともあります。

噛みつかないように、人との関わり方を教えているところなのですが、ここで先ほどの行動分析の考え方を採用してみました。

噛みついたら叱る、くちばしの力を抜いたら褒める・ご褒美をあげる、といったようにです。
代わりに噛んでも良いものを与えて、噛みたい気持ちを解消するようにもしてみました。

このトレーニングがなかなかうまくいかず、一進一退の状況でした。

鳥を相手にするのは、犬を訓練するようにはうまくはいかないのだろうな、と思っていたのでしたが、最近、あることに気づきました。

鳥は、普段はカゴの中で過ごしていますが、カゴから出て室内を何時間も自由に飛び回った日は、明らかに噛みつく回数が減ります。
噛んだとしても手加減していることがはっきりわかります。

カゴに入っている時間が長いほど強く噛むのですが、それでも鳥にすれば、人を傷つけようとして噛んでいるわけではないのだな、ということがなんとなく伝わってくるようになりました。

鳥からすればどんなときでも人間に対して寛容に向き合っているのだけれど、辛抱できる度合いが日によって違うということなのでしょう。

603-3 ▼ まずは一個の生命として

わたしたち大人は、たとえば子供たちに指導するとき、良くない行動をなくそう、良い行動を増やそうということばかりに目が行きがちです。

でも本来は、この鳥の姿のように、一個の生命としての望みを十分に充足することのほうが先なのですね。

根本が満たされれば、課題だと思っていることはいつの間にか消えたり、姿を変えたりします。

小手先の指導ばかりに目を向けがちな自分、ついつい大局を見失いがちな自分に気づき、大いに反省したと同時に、

自分自身も、小手先の何かだけで満足していないか? 自分自身が一個の生命として望んでいるものは十分に満たされているか? と、改めて振り返った次第です。

あなたは、いかがですか?


本日は以上です。
次回の配信は4/25(月)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

自分の身体からの答えを知りたい方へ

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心身と対話する静かな時間をお過ごしください

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あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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