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子供が何を考えているのかわからないとき、まず大人の〇〇を疑ってみる

目次

586-1 ▼ 子供が何を考えているのかわからない?

ある児童精神科医のエッセイを読みました。

その方は、子供を理解するために必要なのは「自分自身の前提・先入観を疑う」こと、と書かれていました。

児童精神科医が接するのは、何かしらの課題や困りを抱えた子供たちです。

彼ら・彼女らは、大人から見ると、何を考えているのか、なぜそんなことを言うのか・するのか、わからないような言動を取ることがしばしばあります。

でも、それは大人から見てそう思えるだけで、子供自身からすれば必ず合理的な理由があってその行動を取っているのだ、とその方は書かれています。

586-2 ▼ 自分の前提を疑うために大切なこと

子供の行動の理由がわからないときは、大人が先入観を持って判断しているということです。

大人が考える論理の前提とは違うところに立てば、子供の行動の理屈や筋道が見えてきます。

その方によると「自分の前提を疑うために大切なこと」が2つあって、

  • 不合理だと感じる時は、自分の思考プロセスを疑う
  • 目の前の子供の感じ方をフラットに見る(大人自身の常識や感じ方で判断しない)

まずは相手の土俵に立ち、子供だからといって軽視せず「この子はちゃんと考えているはずだ」という姿勢で向き合うことで、少しずつ相手のことがわかるようになってくる、ということですね。

586-3 ▼ 自分の前提から離れてみる

大人同士の人間関係でも、相手の言動に不合理を感じたり、納得できなかったり、反発を覚えたりすることがよくあるのではないかと思います。

その裏にはきっと、その人なりの判断の前提や、土台となる過去の経験や、感情の絡み合いなどがあるはずです。

常に相手を理解できなくてもいいし、理解しようとしなくてもいいとわたしは思っていますが、自分が立脚している前提や先入観とは別の価値観があると思ってみるだけで、関係性の歯車はだいぶ軽やかに回り出すように思います。

人間関係に行き詰ったときは、自分の前提から一度離れてみると、今とは違う何かが見えてくるかもしれませんね。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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