552-1 ▼ 通常級・支援級・通級?
公立の小学校・中学校に進学するとき、特別な配慮を必要とするお子さんには、さまざまな支援体制があります。
就学前健診の結果、支援の必要性があると判断されると、教育委員会と就学相談を行って、所属学級を決定します。
(健診の結果によらず保護者の意向で就学相談を行うこともできます。)
通常級で過ごすか?
支援級で過ごすか?
通級を利用するか?
など、進学・進級を控えた親御さんにとっては、どういうスタイルで学ぶのが我が子にとって最も良いのか、迷われるところだろうと思います。
552-2 ▼ 進学先に迷う親御さんのお気持ち
進学先の決定にあたっては、誰にでも当てはまる公式のようなものはありません。
だからこそ、特に小学校の入学時には、迷われるご家庭が多いように思います。
- 成長発達の著しい時期だからこそ、1年後にはまったく様子が変わっているかもしれない。
- 保育園・幼稚園を一緒に過ごしたお友達から離れるのは残念だ。
- 同年代の子供たちの声をたくさん聞かせてあげたい。
- 自分だけ違うクラスに行くことになったら我が子はどう思うだろうか。
- 周囲からどう思われるだろうか。
- あまり良い評判を聞かないけれど、どんな先生がおられるのだろうか。
- このクラスについていけるだろうか。
など、など、、、
親御さんのお話を伺っていると、重大な岐路に立たれたご家族のお気持ちが、ひしひしと胸に迫ります。
552-3 ▼ 進学先を決める判断ポイント3つ
進学先を決めるとき、判断の材料にしたいポイントは以下の3つです。
- 集団生活への耐性
- 個別の配慮・支援の必要性
- 打たれ強さ
どちらかというと学力や物事の理解度・習得度を重視して判断されることが多いように思いますが、クラスで生活するには、それだけでは量りきれない部分がたくさんあります。
明日以降、上の3つについて、もう少し詳しく書いてみます。
本日は以上です。
それでは、また。
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