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伝えることで悩んでいる方へ、2種類の考え方

目次

550-1 ▼ 伝えることで悩んでいる方へ

「伝える」ことで悩んでいる方は大勢いらっしゃいます。

お仕事で言いたいことがうまく伝わらないとか、お子さんに何を言ってもケンカになってしまうとか。

その時その場の状況もあるので一概には言えないのですが、もしかすると参考になるかもしれないことを書いてみます。

それは、「伝える」と「伝わる」は違う、ということです。

ここを混同すると、混乱や困惑のタネになりがちです。

550-2 ▼ 「伝える」と「伝わる」の違い

「伝える」ことには、自分の意図が多分に入ります。

「伝える」ときには、こちらが意図した通りの内容がそのまま相手のところに行くのが望ましいです。

たとえば学習指導で〇〇の単元について教えるとか、受付で事務手続きのやり方を教えるとか、といった場面がそれにあたります。

こういうときは、相手の認知特性や伝える内容の複雑さによって、内容を細かく区切る、図解するといったように「伝え方」を工夫すると、伝わり方が改善する余地があります。

一方、「伝わる」ことは、自分が意図して起こることではありません。

相手が自由に、もっと言えば勝手に、受け取るものです。

こちらの雰囲気、見た目、仕草、言葉尻、全体のありようといった空気感から、相手に「何か」が伝わっていきます。

内容そのものについても、こちらはAについて伝えたいと思っていたとしても、相手はBを受け取ったりするかもしれません。

550-3 ▼ 日頃のありようと関係性

こうした「伝わる何か」は、言葉や文章の内容をいかに工夫しても整えても、こちらでコントロールできる範囲は限られています。

人は自分のタイミングで必要な何かを得るものですから、「何が伝わるか」を管理しようとはせず、相手を信頼しましょう。

自分の日頃のありようが相手との関係性を通して「伝わる」ので、相手に誤解される・理解されないと感じるときは、何かここに課題があるのかもしれません。

このように、「伝えること」と「伝わること」、どちらに課題の根っこがあるかによって、対応の仕方が違ってきます。

何かのヒントになればと思います。

もっと個別具体的なメッセージが必要な方は、オンラインセッションまたはバランスセッション(旧称:相互循環セッション)までどうぞ。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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