529-1 ▼ 一日の印象を決めるもの
幼い子供たちは、その日に起きた一つか二つの出来事で、その日一日の印象を決めることがあります。
給食に好きなメニューがあったから今日は良い日だった、とか。
算数の宿題があるから今日は最悪だ、とか。
最悪だった日も、夕飯のおかずが大好きな唐揚げだったりすると、コロッと「今日は最高!」にひっくり返ったりもします。
微笑ましい情景ですが、実はこれ、身体の原理原則から見ても実に納得のいくことです。
529-2 ▼ 引き出されるものを変える身体の原理原則
身体の原理原則では、どこにフォーカスするかで引き出されるものが変わります。
たとえば自分の身体が硬いと思って触れると、身体は実際に硬くなり、逆に自分の身体の柔らかさを感じていると、身体は実際に柔らかくなります。
思考の世界でも全く同じことが起きています。
その日に起きた出来事のうち、苦手なもの、良くないものにフォーカスしていると、「今日は最悪な一日だった」という印象が引き出されます。
好きなもの、自分が良いと感じるものにフォーカスしていると、「今日は最高の一日だった」という印象が生まれます。
529-3 ▼ あなたはどこにフォーカスしていますか
わたしたち大人が日々の生活の中で感じていることも、給食や宿題に一喜一憂する子供たちと同じように、どこにフォーカスするかでガラッと変わってしまいます。
なんとなく心が楽しまない、なんとなく悩みや不安がある、常に何かモヤモヤしている、、、
という方は、ご自身が何にフォーカスしているか?を見直してみると、違う角度から光が差してくるかもしれませんね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
- 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
- 一般的な療育支援分野とは違う角度からアドバイスが欲しい方
- 漠然とした不安や言葉にしづらい”何か”があってクリアにしたい方
ぜひ一度「オンラインセッション」にお声掛けください。
育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
うまく書けない・しゃべれないと思う方もご安心ください。
ゆっくり丁寧にあなたの中にある”何か”を引き出します。