526-1 ▼ 作文に登場するお母さん
小学生さんが書いた作文に、こんな内容の文章がありました。
僕のお母さんは毎日夕方6時半に仕事から帰ってきて学童にお迎えに来てくれる。
家に帰ったらすぐ夕飯の支度をする。
食事ができたら家族に食べさせて、自分は食べないで、すぐ家族5人分の洗濯物を畳む。
僕はそれを見ていて、自分が洗濯物を畳むお手伝いをしようと思った。
で、この作文の筆者であるお子さんがお手伝いをして、お母さんが喜んでくれました、という文章なのですが。
作文ももちろんよく書けていたのですが、何よりも、このご家庭のお母さんの奮戦ぶりに頭が下がりました。。
526-2 ▼ 意識に上りにくいものほど
作文では家事の描写は洗濯物を畳むところで終わっていますが、おそらくお母さんはその後も、子供さんたちをお風呂に入れて、宿題や明日の準備を見てやって、寝かしつけて、お皿を洗って、洗濯をして、お弁当を作って、、、みたいなことが延々と続くのだろうなあと想像できます。
合間合間には、子供たちの話を聞いてやったり、けんかの仲裁をしたりもするんだろうなあとか。
帰宅したら、たとえどんなに疲れていたとしても、「座ったら負け」という感じなんじゃないかなあとか。
それを毎日毎日続けるのですから、家庭の主婦・主夫は、本当にすごい!
身体の原理原則では、より本質的なものほど意識に上りにくくなります。
心臓は動いているのが当たり前、胃袋は食べ物を消化するのが当たり前。
故障しない限り、それらの存在を気にも留めません。
髪とか爪とか肌とか、身体の表面に出ている部分には意識が集まりますが、これらの部位は皆さんもご承知の通り、切ったり、化学物質を塗って色をつけたりしても、生命維持にはさほど影響はありません。
526-3 ▼ 毎日を支えるのは
人間の社会もそれと同じで、世の中では、何か大きなこと、目立つこと、インパクトのあることを成し遂げた人が脚光を浴びます。
でも、わたしたちの毎日の生活を支えているのは、冒頭の作文に登場するお母さんのような、生命が続く限り拍動を続ける心臓のような、静かな作業を淡々と続けてくれている人のほうです。
もしあなたがそういう存在なら、心から感謝を申し上げたいと思っています。
いつもありがとうございます。
心臓は止まることはできませんが、人は立ち止まって休むことができます。
時々は立ち止まってリフレッシュして、ご自身のための時間も大切になさってくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
良い香りに包まれてリラックスしたいなら
植物の有効成分を凝縮したエッセンシャルオイルを用いて、全身のリラクゼーションを。
リラックスすることに特化したマッサージでありながら、あなたの心身の現在地や今後の方向性が浮かび上がってくる施術でもあります。
オイルをお手元に置いて活用したい方向けにお勧めオイルのご提案や、どんなオイルがあるのかちょっと試してみたい方向けに体験会もご案内しています。