こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、149通目です。
149-1 ▼ 手放すタイミング
昨日は、わたしたちは「インプットが先」のスタイルで育ってきていて、たとえばそれは学校教育の形によく表れている、という話をしました。
ただ、少しずつ流れは「アウトプットが先」に変化しつつあって、発達特性がもともと「アウトプット型」の子供たち(や大人たち)の在り方を、もっと本質的に寛容に包摂する世界になっていくのではないかと思っています。
ここ数日の内容をまとめると、
よりよく生きるためには「つながり」を深めること、そのためにはまず「手放す」ことが大切で、手放すためには「アウトプットが先」。
こんな流れで話を進めてきています。
手放すにもタイミングがあるので、タイミングが来ていないのに無理に手放すことはないと思います。
でも、あなたが今この連載を読んでいるということは、少なくともみんなと同じタイミングの流れを見ているということだと思うので、思い当たることがあるならば思い切って飛び込んでみるのはどうかな?とも思います(^ ^)
149-2 ▼ 手放すコツは
瀧本個人の話で言えば、人間関係にヒビが入ったり、仕事で強烈なトラブルが起きたり、物理的にインパクトの大きな破壊が起きたりと、さまざまな形での「手放す」が具現化しました。
瀧本のような例は、否応なしに手放さざるを得ないような物事が起きたわけですが、もっと穏やかに自分から手放していくこともできます。
自分から手放す時、勢いでパッと手放してしまえるならばそれでOKなのですが、なかなか思い切って飛び込めないこともあると思います。
その場合はコツがあります。
それは、145通目で紹介した「ちょっとだけ」。
何を手放したいかで具体的な行動は変わってきますが、何をするにしても「ちょっとだけ」からスタートするといいですよ。
149-3 ▼ アウトプットに踏み出したいなら
自分から手放すとは、自分の中に抱え込んでいる(=インプットし続けた)モノの、袋の端をちょっとだけ切って、出口を設定してあげる(=アウトプットする)ようなもの。
何度もお伝えしているように、アウトプットが先で、インプットが後。すなわち、アウトプットする先があれば、インプットしたものは流れ出していきます。
「ちょっとだけ」というのは、この袋を思い切りよく打ち破って中身を一気に出してしまうか、ほんの少し切って少しずつ流していくかの違いです。
瀧本の場合は外部要因によって一気に袋が破れたような感じですが、自分の手で袋の端を切ってあげられるなら、ぜひそうしてあげてください(^ ^)
放っておくと袋はパンパンになって、内圧で破れてしまうこともあります。
そんなことが起こる前にそっと流してあげたい、でも袋のどこをどう切ってあげたらいいのかわからない・・・
という方は、どうぞ相互循環セッションにいらしてください。
行きたいアウトプットの方向、流したいインプットの中身などを、あなたの身体が教えてくれます。
ご希望の方はこちらからお申込みください。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。