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物事を発展させていくための意外なコツとは

こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、145通目です。

目次

145-1 ▼ 「ちょっとだけ」

昨日は、身体を「ちょっとだけ整える」とお伝えしました。

ここで大事なのは「ちょっとだけ」の部分です。

エネルギーに満ちあふれていて、思ったらすぐに身体を動かせる、根気も集中力も続いて、三日坊主で終わったりしない、

そういう方ならば、「ちょっとだけ」にこだわる必要はないと思いますが、

わりと疲れている自覚がある、腰が重い、やろうと思ってもなかなか続かない、始めてもすぐ止めてしまう、始めたと思ったことがいつの間にか立ち消えになって終わってしまっている、三日坊主が日常茶飯事、

そういう方には、ぜひ「ちょっとだけ」からスタートすることをお勧めします。

145-2 ▼ 物事を発展させていくコツ

物事を継続し、発展させていくには、あっけにとられるくらい簡単なところからスタートするのがコツです。

たとえば、自分に元気がない時ってなんとなく室内も散らかってきますよね。あなたがふとそれに気づいて、片付けたいな、と思ったとします。

この時、一気に部屋を片付けようとせず、まずは雑巾でドアノブをひと拭きするところから始めてみてください。

・・・それだけ?
そんなの掃除って言える?

と思ったでしょうが、それでOKです。
で、翌日はドアノブを2回拭きます。
その翌日はドアノブを3回拭きます。
そのくらいでようやく、ドアノブの全体が拭けると思います。

こういう感じでほんの少しずつ増やしていきます。
「ちょっとだけ」とはこういうことです。

145-3 ▼ いつの間にか広がっているはず

こうやってほんのわずかだけ手をつけて止めると、人とは不思議なもので、その先が気になってしまうのですね。
終わっていない、ちょっとしかやっていないことで気分がモヤモヤするので、もっとやりたくなります。
その感情をエンジンにして物事を進めていきます。

絶対に、初日からドア全体を拭こうとしてはダメですよ。
ドアノブをひと拭き、この手加減が継続のコツです。

当然のことながら、部屋全体の片付けが完了するまでにはめちゃくちゃ時間がかかります。でも、いつの間にか片付けや掃除をする範囲が広がって、いつの間にか掃除が無理なく習慣になって、いつの間にか部屋が整っていて、そして整い続けているはずです。

今回は片付けを例にしましたが、手のひらのワークなども同様です。
初日は10秒やる、翌日は20秒やる、といった具合に時間を伸ばしていくと、物事を始める余力がない人でも、無理なくスタートできて、対応できる範囲が広がっていくと思います。

元気が足りなくて行動のきっかけがつかめない方だけでなく、心配ごとがあってそのことばかりずっと考えてしまう、同じことをぐるぐると思い続けて気持ちを追い詰めてしまう、といったタイプの方にもお勧めです。
ぜひ試してみてください。

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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