421-1 ▼ 家庭学習の日
では本編です。
瀧本が住んでいる自治体では、現在、小学校への登校が隔日になっています。
学校に行かない日は家庭学習です。
クラスを2つのグループに分けて、1つのグループが登校している日はもう1つのグループが家庭学習、翌日はその逆、という形で運用されています。
421-2 ▼ 内容や取り組み方に差が出る
家庭学習の日は、登校しているグループが学校で先生から教わっているのとほぼ同じ内容を家庭で行うことになるのですが、これがなかなか。。
ドリルやプリント等の課題はまだ良いとして、「詩を読んで解釈する」「教科書の文章を読んで感じたことやその理由を書く」「楽器の練習をする」といった課題は、苦戦されるご家庭もあるかもしれないと思います。
学習内容もそうですが、取り組み方にも課題が生まれそうです。
学習を自律的に進められるお子さんならばともかく、学習に苦手意識があったり、認知的な課題があったりするお子さんですと、お家で一人で学習に取り組むハードル自体が高いですね。
親御さんがつきっきりで勉強を見てあげられるご家庭ばかりでもないでしょうから、お子さん一人ひとりの学習の量と質をどのように確保するかが大切になりそうです。
現に、「学習がどんどん遅れていく」「一人では全く宿題をやろうとしない」「親の負担が大きすぎて精神的にきつい」といったお話もちらほらうかがっています。
421-3 ▼ 優先順位を明確に
こういうときは、ご家庭の価値観を再認識するチャンスです。
現状のままではうまくいかないことがあるのならば、何を優先するか、何を大切にするかをまず設定して、それに合わせて物事のポジショニングを変えていく、ということが重要です。
「仕事を優先するので家庭学習の監督はできる範囲で」
「子供が家にいると仕事がしづらいので、思い切って仕事は後回しにして育児中心の生活に切り替える」
「家事代行を依頼して時間をつくり、仕事と育児に充てる」
など、など。
まずはそれぞれのご家庭での優先順位を明確にすると、対応の仕方も見えてくるかと思います(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
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