言葉の代わりに身体で表現してしまう時の練習方法

こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、85通目です。

★お知らせです★
明日8/2から8/4まで、私用のためLINE配信をお休みさせていただきたいと思います。
8/5からいつも通りに配信を再開いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

目次

85-1 ▼ 言葉の代わり

まだ言葉がうまく使えないお子さんは、相手を蹴ったり叩いたり、時には噛みついたりと、身体で表現してしまうことがあります。

そういった行為は集団生活の中では問題行動として扱われがちですが、まずわかっておいていただきたいのは、身体での表現はその子たちにとっては言葉の代わりだということです。

嫌だ、やりたくない、むかつく、おもちゃを貸してほしい、貸したくない、、、といったさまざまな思いを、咄嗟に言葉にできずに、もどかしいモヤモヤを抱え、衝動的に身体が動いていると想像できます。

ところで、この行動が定着してしまうと、やはり集団生活の中ではちょっと問題になってしまいます。

85-2 ▼ 暴力という手段を選ばせないように

幼い子供たちにとって、言葉を使って自分の意志を達成することは、実に面倒くさいものです。
思いを言葉で表現することがそもそも難しいのに、その苦手な言葉で何往復ものやりとりをしなければならず、その上、必ず目的が叶うとも限りません。

その一方で、暴力での対応は、難しいことを考える必要もないし、相手が委縮してすぐにおもちゃを手放すなどして、簡単に目的が叶う傾向があります。

そのため、最初の何回かは「咄嗟に手が出ちゃった」程度だった子も、次第に暴力を有効な交渉手段と認識するようになります。

ですが、もちろん、暴力での解決は適切とは言えません。

暴力という安直な解決方法に頼るようになる前に、言葉(もしくは言葉に代わる適切な行動)に変えていってあげられると良いですね。

85-3 ▼ 練習

練習には、いくつかの段階があります。
ざっくりとまとめると、

・日頃から大人(主たる支援者)と本人の間で信頼関係を構築する
・簡単なやりとりの成功体験を積む
・集団の中で皆と一緒に楽しい時間を共有する
・イライラし始めたら爆発する前にガス抜きする
・自分の気持ちを自分で把握できるように練習する
・自分の気持ちを言語化できるように練習する
・もし暴力が出てしまったら丁寧に諭す、または相手に伝わる表現でしっかりと「それはNG」を伝える

という感じになります。

もちろん指導はこれほど単純ではなく、相手の状況に合わせて微調整が必要です。
たとえば「やりとりの成功体験を積む」という練習では、まずは大人とやりとり⇒次は年長の落ち着いた子と⇒次に同世代の子と、と、少しずつハードルを上げていく、といったようにです。

お子さんが通われている園・学校・施設の先生方とご相談いただきながら、お子さんのご様子に合わせて働きかけてみてくださいね。

 

本日は以上です。
次は8/5(水)の22時50分頃にまたお会いしましょう!
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

療育の知恵で、人生はもっと楽に、もっと面白くなる!

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心をゆるめるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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