困ったときに助けを求められないお子さんにまず深めてあげたいこと

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388-1 ▼ 黙っていても困っている

自分の気持ちを表現しづらく、なかなか助けを求められないお子さんがいます。

目立つ言動(パニック、大声、自他への乱暴、立ち歩き等)で自分の困り感を表してくれるお子さんの場合は、ある意味では大人の目を引きやすく、支援が届きやすいお子さんであるとも言えます。

その一方、一見するとおとなしく静かにしているように見えるお子さんは、大人の目が通り過ぎてしまうことが多いのですが、実は頭の中でいろいろな状況を整理しようと必死になっていたり、整理しきれずにパニックに陥っていたりすることがあります。

静かに、表情ひとつ変えずに、じっとしたまま、実はものすごく困っている、というような状態です。

388-2 ▼ 信頼関係があるから助けを求められる

表に見えている行動、表情、言葉ではわからない、その子の気持ちというものがあります。

その子自身が自分の気持ちを表現できるようになることも大切ですし、同時に、周囲の大人が想像力を働かせながら見守ることも、大切な関わりの一つですね。


自分が困ったときに助けを求める、誰かに頼る、ヘルプ要求を出すといったことは、大切な生活スキルです。

助けを求めるためには、自分が困っていることを理解すること、具体的な助けの求め方を知ること、そして何より、助けを求める相手との信頼関係が、何より大切です。

388-3 ▼ 助けを求める練習の前に

大人でも、信頼できない相手に相談をしようとは思わないですよね。

子供たちに「困ったときは大人に相談してもらいたい」と思うならば、何よりもまず、子供たちの過ごす生活環境を穏やかな安心感で満たしてあげたいものです。

特に、発達面での弱さや苦手さがあるお子さんの場合、誰かに頼るという一歩をなかなか踏み出せないことも多いようです。

生活の中でうまくいかないこと・つまずくことが連続した結果、過剰に身構えたり、自分をさらけ出すことを恐れたりするようになるお子さんも多いように思います。

こうしたお子さんたちには、いきなりヘルプ要求を出すための練習を始めても意味がありません。

まずは子供たちを取り巻く日常生活や、穏やかな人間関係のつながりを、ゆっくりと深めていってあげることが先なのだろうなと思っています。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

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ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心をゆるめるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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