283-1 ▼ 毎週日曜の配信をお休みにします
本日はお知らせから。
こちらのブログは、LINEオープンチャットに配信した記事を加筆修正しながら掲載しております。
LINEオープンチャットは基本的に毎日(ときどきお休みしつつ)配信しておりましたが、今週から当面の間、日曜日の配信をお休みいたします。
という感じでオープンチャットを進行します。
連動してこちらのブログも、日曜の記事更新はお休みとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
では本編です。 今日は「ぶつかったのにぶつかっていないと主張するお子さん」についてです。
283-2 ▼ 身体の接触に気づきにくいお子さん
狭い教室で大勢のお子さんが過ごす集団生活の中では、身体がぶつかる、突き飛ばすといった接触型のトラブルも起こります。
うっかりぶつかってしまったのか、意図的にぶつかりに行くのか・・・ 事情は実にさまざま。
さっと謝って済む場合もあるし、ケンカに発展してしまう場合もありますね。
ここで気をつけてあげたいのが、ぶつかった側のお子さんが「自分はぶつかってなんかいない」と言い張るときの対応です。
ぶつかったことを理解した上であえて事実と異なる主張をしている場合もなくはないのですが、ご本人が本当に「ぶつかったと思っていない」こともあります。
明らかにぶつかっているのに、ぶつかったことに気づいていないのですね。
このような「身体の接触に気づきにくい」という身体的な特性が存在することを理解しておいてあげましょう。
283-3 ▼ 全員が納得できる形で
ぶつかったのに気付かないお子さんは、日頃から身体操作に不器用な部分が目立つことが多いです。
動作が乱暴(に見える)、ものの扱いが雑(に見える)、壁や机の角などに身体がぶつかる、といった様子がよく見られるお子さんは、お友達との身体的な接触にも気づきにくい可能性があります。
その場合、「ぶつかったのになぜ嘘をつくのか」と頭ごなしに叱りつけることは逆効果です。
ご本人に自分の身体の特性に対する理解を深めてもらいながら、身体操作の練習を並行していくことが理想ですね。
同時に、ぶつかられてしまったお友達の心情にも心を向けてあげましょう。
大人が代わりに謝ったり、状況を丁寧に説明してあげたり、話をじっくり聞いたりして、お互いに納得のできる形に着地させてあげたいものです。
誰かに我慢を強いるのではなく、全員が納得できる形で集団生活を過ごしていけるよう、一歩ずつ環境を整えていけると良いですね(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
- 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
- 一般的な療育支援分野とは違う角度からアドバイスが欲しい方
- 漠然とした不安や言葉にしづらい”何か”があってクリアにしたい方
ぜひ一度「オンラインセッション」にお声掛けください。
育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
うまく書けない・しゃべれないと思う方もご安心ください。
ゆっくり丁寧にあなたの中にある”何か”を引き出します。