【 腹が立つ 】という言葉がありますが、このとき、わたしたちの身体は、本当に「腹が立って」います。
すなわち、胃が立ち上がって、強張った状態になっているのです。
胸郭やみぞおちあたりをさすって、緊張を和らげてあげると、胃が元に戻り、つられて感情も落ち着きます。
これを「胸をさすって我慢する」なんて言ったりしますね。
他にも、不安や心痛でいっぱいになることを「胸がふさがる」などと言いますが、
このときも実際に、肩が落ち、胸がギュッと狭まった状態になっています。
こんなふうに、感情と身体の状態は、お互いに密接に関わっています。
育児に悩む親御さんは、さまざまな感情を胸のうちに抱えていることが多くあります。
ムカムカ
イライラ
がっかり
かなしい
さびしい
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など、など
一言では言い表せないほど、複雑なお悩みです。
感情を整えたいなら、身体を整えるのが早道です。
特に、悩みが複雑すぎて、感情を切り分けて言語化するのが難しい人には、 身体からのアプローチがとてもお勧めです。
感情と身体の密接な関わり
