不登校の我が子に寛大になれない親御さん
子供に対してどうしても寛大になれない、という親御さんがいました。
こちらのご家庭では、お子さんの不登校が続いていました。
繊細なタイプの子で、人目を気にしすぎて身動きが取れなくなっていたので、
まずは好きなことをしてゆっくり心をほぐしましょう、
と医師からアドバイスを受けたそうです。
子供を見ているとイライラが止まらない
ところが親御さんは、子供さんの「ゆっくり」な姿を見ていると、イライラが止まらないと言います。
子供は好きなことをしていればいいだろうけど
私は仕事も家事も一人で全部やらなきゃいけなくて
私がこんなに疲れて帰ってきたのに
子供は寝転がってスマホをいじっているばかりで
一日中家にいたくせに何の家事もやってくれていない。
ムカつく!
と、腹蔵なく思いを語ってくださいました。
子供の前に自分を満たす
こうした場合、親御さんの中に必ず、なんらかの【 気持ちのしこり 】があります。
子供さんに「ムカつく」というよりは、
親御さん自身の恨み
満たされない思い
寂しさ
が、子供さんを鏡として反射しているだけの可能性が高いです。
その場合は、親子関係を見直す前に、まずは自分を満たすのが先です。