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特定の、大切な人との絆

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832-1 担当者を固定したら

ある施設での話を読みました。

ここでは、事情があって保護者から離れて暮らす赤ちゃんを育てているのですが、赤ちゃんを担当する保育士を固定したところ、赤ちゃんの泣き声が増えたのだそうです。

泣き声が増えるのは、訴えたいことがあるということです。

赤ちゃんが自発的なコミュニケーションを取ろうとしているということです。

この人なら受け取ってくれると思うから泣いて伝えようとするのですね。

相手との信頼関係がなければ、出てこない行動です。

832-2 自分の特別な人

子供の対人関係は、まずは養育者との特別な関係を結ぶところから始まります。

誰でもいいのではなく、

自分のことを特に大切にしてくれる、特定の人

が必要なのです。

冒頭の施設の赤ちゃんのエピソードからも、それがよくわかります。

この愛着関係を土台にして、コミュニケーションの基本になる部分が育まれていきます。

832-3 誰かに、自分自身に

これは大人でも同じです。

大人になると、ある程度一人でも生きていけますが、それでもやっぱり、自分のことを特別に大切にしてくれる、特定の人がそばにいてほしいものですよね。

身近にそういう人がいるなら、ぜひその人に感謝を伝えてください。

そういう人が見当たらない、思いつかない、という場合は、ぜひ自分自身に感謝を伝えてあげてください。

自分のことを一番大事にしてくれるのは、自分の身体そのものですから。

自分の身体を、誰よりも特別に大切にしてあげると、それがそのまま、自分の心にも身体にも戻ってきてくれますよ。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

自分の身体からの答えを知りたい方へ

身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る

心身と対話する静かな時間をお過ごしください

あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます

あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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