820-1 運動・身体についてのお悩みトップ3は
先日は運動と身体についてのアンケートをLINEで配信させていただきました。
ご回答くださった皆さん、ありがとうございました!
アンケートは今週いっぱい受け付けておりますので、よろしければ引き続きお願いいたします。
現時点でのお悩みトップ3は、
- すぐに姿勢が崩れる
- 気が散りやすい
- 手先が不器用
でした。
820-2 手をつかずに立ち上がれる?
こうした状態像は、ややもすると「だらしない」「ちゃんとしていない」「怠けている」といった評価につながりがちなのがつらいところですね。。
発達特性による不注意や気の散りやすさは、身体を通した練習や環境調整である程度改善できます(※特性を完全になくすことを目指すのは非現実的です)。
また、体幹や姿勢の観点から身体の軸を整えていくことも非常に効果的です。
これは大人にも言えることですが、たとえばあなたは、床に座って立ち上がるとき、手をつかずにまっすぐ立ち上がることができますか?
- 「よっこいしょ」と言いながら勢いをつけて身体を持ち上げている
- 床や壁に手をついている
- 前後左右に身体がブレている
という方は、体幹よりも外側の筋肉、たとえば前ももや肩に頼って動いている可能性が高いです。
実はこれ、わたし自身も昨日気づいたことで、、、
お手洗いから立ち上がるときに、膝に手をついて立ち上がっている自分を発見しました。
身体の中心から外側に力が逃げています。
820-3 身体の動き=感情や思考の動き
自分にとって動きやすい軌跡があるので、なんでも中心に沿って動かなくてはならないわけではありませんが、まっすぐ立って動いているような気でいて、実はそうでもなかったことに気づけたのは収穫でした。
身体がそのように動けば、心や思考もそのように動きます。
身体の中心軸を使っていないということは、自分の感情や思考も外側に広がる・ずれる・逃げることになります。
体幹が弱く姿勢が崩れやすいお子さんは、どこか弱々しい印象を与えますが、それにはこうした理由もあるものと思います。
今後はこのあたりの練習方法などもご紹介していければと思っています。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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