787-1 「自分がしたいから」
前回は、バランスセッションに定期的に通われているMさんが、3年半でゆっくり着実に変化していかれたご様子をご紹介しました。
↑でご紹介しているMさんのご感想の中に
挨拶を返してもらえないことがあると自分を否定するように受け取っていたが、「自分がしたいから挨拶する」という意識に変えてからは相手の反応は気にならなくなった
という旨のお言葉があります。
この「自分がしたいから」というところが、とても大切だなと思います。
787-2 さまざまな「する」
わたしたちは毎日、何かを “しながら” 過ごしているわけですが、その背景には
- したいからする
- 仕方なくする
- 頑張って無理にする
- しなければならないからする
- すると決まっていることだからする
- したくないけれどもする
・・・といったように、さまざまな「する」があります。
現代を生きるわたしたちは、「したいからする」を選ぶことが少ないですね。
小学生ですら、学校に行きたくないけど行かなきゃいけないから行く、という子が珍しくありませんから。
身体の原理原則からは、「したいからする」のが一番心身が深まり、パフォーマンスが上がります。
自分がしたいからすることであれば、Mさんも書かれているように、他者の評価は気になりません。
世の中を生きていくためには、自分はしたくなくてもせざるを得ない場面もたくさんありますから、それはそれで折り合いをつけていくものだろうと思います。
でも、これからの時代は、もっと「したいからする」の比率を上げて生きていってもいいんじゃないかなと思っています。
787-3 何をしたいですか
育児・療育のお悩みは、子供の「したい」と、大人や社会の「こうあってほしい」「こうあるべき」「こうしなければ」とのすれ違いによって生まれることがとても多いです。
大人自身が「したいからする」に変わると、子供たちも変わっていきます。
さて、本日2023年1月6日は、一粒万倍日×天赦日という、最高の開運日なのだそうです。
新しいことを始めるのに良い日だとされています。
新しいことでなくても、自分にとって楽しいこと、やりたいことをしていただけたら、きっと一年がご機嫌な毎日になっていくはず!
あなたなら、何を “したい” ですか?
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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